ドゥレイロン・バーンズ

ドゥレイロン・バーンズ（Draelon Burns, 1985年10月7日 - ）は、アメリカ合衆国ウィスコンシン州ミルウォーキー出身のプロバスケットボール選手です。ポジションは主にシューティングガードとスモールフォワードをこなします。

デポール大学で2004年から2008年までプレイした後、プロ選手としてのキャリアをスタートさせました。当初はイスラエルやドイツのチームで経験を積み、2012年2月にbjリーグの横浜ビー・コルセアーズと契約しました。

横浜ビー・コルセアーズでは、その高い得点能力とアシスト能力でチームに大きく貢献しました。2011-12シーズンにはプレイオフ進出に貢献し、2012-13シーズンにはレギュラーシーズンで1試合平均21.2得点（リーグ4位）、4.8アシスト（5位）、2.0スティール（3位）を記録する活躍を見せ、ベスト5に選出されました。特に、プレーオフ・イースタンカンファレンスファイナルでの新潟アルビレックスBB戦では、同点の状況から決勝のブザービーターを決め、チームを初のbjリーグファイナル進出に導くという劇的な瞬間を演出しました。ファイナルではライジング福岡を破り、横浜ビー・コルセアーズは創設2シーズン目にしてリーグ優勝を果たしました。

2013年7月には、bjリーグの秋田ノーザンハピネッツとの契約が合意に達しましたが、来日前の練習中に眼窩を骨折したことが来日後の診断で明らかになり、契約締結には至りませんでした。しかし、回復が早く、同年11月には琉球ゴールデンキングスと契約し、競技生活に復帰しました。琉球ゴールデンキングスでは、2013-14シーズンと2015-16シーズンにリーグ優勝を経験しました。シーズン終了後、琉球ゴールデンキングスはバーンズとの契約を更新せず、退団。

2016年11月には、西宮ストークスに加入し、再び日本のバスケットボール界で活躍しました。その後、2020年7月にはアースフレンズ東京Zに移籍しましたが、同年11月に退団しています。

2022年9月からは信州ブレイブウォリアーズの練習生としてチーム練習に参加し、2023年1月に選手契約を結びました。長年の経験と実績を活かし、チームに貢献することが期待されています。

バーンズは、bjリーグでの活躍を通じて、日本のバスケットボールファンに強い印象を与えた選手の一人です。得点能力だけでなく、アシストやスティールなど、総合的な能力の高さを示し、チームを勝利に導くことができる選手として評価されています。

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