ドラえもん3 のび太の町SOS!

ドラえもん3 のび太の町SOS

『ドラえもん3 のび太の町SOS』は、2000年7月28日にエポック社から発売されたNintendo64用のアクションゲームです。この作品は『ドラえもん』シリーズの第3作となり、エポック社が手掛けたNintendo64向けソフトでは最後の作品でもあります。ゲームのシステムやグラフィックが一新され、新しい要素が多数盛り込まれています。特に注目すべき点は、本作独自のひみつ道具「ハイパー空気砲」の登場です。

物語の概要

物語の舞台は夏休みの終盤、宿題に取り組んでいるのび太が空を見上げているところから始まります。彼は3つの隕石が空中で分かれるのを目撃し、友人たちとともにその落下地点へ駆けつけます。しかし、現地にはしずか、ジャイアン、スネ夫の姿があり、彼らは隕石の破片を手にしていました。破片を合わせると突然閃光が走り、のび太たちは町ごと異星の世界に転送されてしまいます。

この異星では、謎のロボット兵によって町の住人たちが得体の知れないスライムに封じ込められており、唯一無事だったのび太とドラえもんは、失踪した友人たちを探し、地球へ戻る方法を見つけるためにこの未知なる惑星を探索することを決意します。

登場キャラクター

• - ドラえもん（声：大山のぶ代）: HPは8でスピードやジャンプ力は標準的ですが、泳ぐスピードが優れています。
• - のび太（声：小原乃梨子）: HPは6で、スピードとジャンプは普通です。
• - しずか（声：野村道子）: HPは6、スピードとジャンプ力が高いです。
• - スネ夫（声：肝付兼太）: HPは6で、スピードとジャンプ力が優れています。
• - ジャイアン（声：たてかべ和也）: HPが10あり、他と比べてもっと耐久力があります。
• - ドラミ（声：横沢啓子）: 本作で初登場し、さまざまな道具を駆使して協力します。

物語の序盤では、しずか、ジャイアン、スネ夫は敵側に洗脳され、ボスのパートナーとして登場します。その後、彼らを倒すことで仲間として使用可能になります。

ゲームオリジナルキャラクター

本作にはオリジナルのキャラクターも登場します。バグル帝王は主人公たちの町の住人を強制的に異星に転送した張本人であり、圧倒的な力を持つ敵です。また、彼の正体はノビルという男性で、メットに謎の生命体が取り付いています。

舞台とエリア

ゲームは全部で4つのエリアに分かれており、それぞれのエリアには多様なダンジョンや町があります。各エリアのボスを倒すことで次のエリアへ進むことができます。

• - エリア1: のび太の町を中心に、レイナやカー博士が囚われているエリア。
• - エリア2: 砂漠や遊園地、小人の町などが広がるエリアで、スネ夫が仲間になる。
• - エリア3: ドラゴニア星人の町や湖、様々な中ボスが待ち構えています。ここでジャイアンが仲間に。
• - エリア4: ドラえもんが捕まってしまい、その救出が課題となるエリアです。

ゲームのクライマックスでは時空のマスターとの激しい戦闘が待っており、ドラえもんを救出するためのダイナミックな展開が繰り広げられます。

このように、『ドラえもん3 のび太の町SOS』は、友情や冒険をテーマにしたストーリーと、魅力的なキャラクターたち、そして新しい要素を取り入れたアクションゲームとして、ファンに愛されている作品です。

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