ドラゴンボール Sparking! ZERO

『ドラゴンボール Sparking! ZERO』

『ドラゴンボール Sparking! ZERO』は、スパイク・チュンソフトが開発し、バンダイナムコエンターテインメントが販売を行う新たな3D対戦アクションゲームです。2024年10月10日の発売が予定されており、略称はDBSZです。このゲームは、鳥山明の人気漫画・アニメ『ドラゴンボール』を基にしています。

ゲームの概要

本作は、「ドラゴンボールZ Sparking!」シリーズの第4作目であり、前作『ドラゴンボールZ Sparking! METEOR』からおよそ17年ぶりの完全新作です。2023年3月5日に開催された「ドラゴンボールゲームズバトルアワー2023」にて制作が発表され、ティザー映像も公開されました。この映像では、旧作の映像が流れた後、孫悟空が超サイヤ人に変身するシーンが示され、その後新たな映像へと切り替わる演出がなされました。

2023年12月8日には「The Game Awards 2023」で正式タイトルと対応ハードが発表され、PlayStation 5|PlayStation_5およびXbox Series X/S|Xbox Series X_S向けであることが明らかになりました。さらに、2024年6月8日には「Summer Game Fest 2024」において、PlayStation 5|PlayStation_5およびXbox Series X/S|Xbox Series X_S版の発売日が2024年10月10日で、Steam版は2024年10月11日となることが発表されました。

開発とタイトルの変化

開発は過去のSparking!シリーズと同じく、スパイク・チュンソフトが担当しています。スパイクが手がけたドラゴンボールのゲーム作品には、PlayStation Portable用ソフト『ドラゴンボールタッグバーサス』や、PlayStation 3・Xbox 360用の『ドラゴンボールレイジングブラスト』シリーズがありますが、本作はあくまで『Sparking! METEOR』の後継と位置付けられています。

本作のタイトルは、過去の『Sparking!』シリーズが「ドラゴンボールZ」という名義であったのに対し、今作からは「Z」が外れ、「ドラゴンボール」という名称のみになっています。また、海外版タイトル名も「Budokai Tenkaichi」シリーズから、正式に「Sparking! ZERO」に統一されました。

ゲームプレイについて

エピソードバトル

本作にはストーリーモードである「エピソードバトル」が搭載されています。プレイヤーは孫悟空やベジータなどのキャラクターの中から1人を選び、原作のストーリーを追体験します。基本的に原作に沿ったストーリーが展開されますが、選択肢やバトルの結果に応じて、異なるIFストーリーが展開されます。ストーリーは「サイヤ人編」から『ドラゴンボール超』の「宇宙サバイバル編」までが収録されており、『ドラゴンボールGT』のストーリーは含まれていません。

プレイアブルキャラクター

本作で選べるキャラクターは以下の通りです：

- 孫悟空、ベジータ、孫悟飯、ピッコロ、未来トランクス、フリーザ、ゴクウブラック、ジレン

カスタムバトル

本作では、プレイヤー自身がシチュエーションを設定して戦闘を行える「カスタムバトル」モードも用意されています。オリジナルの戦闘シーンを作成し、オンラインで他のプレイヤーと共有することが可能です。これにより、無限大の戦闘を楽しむことができます。

登場キャラクター

発売時点でプレイ可能なキャラクターは182体に達し、前作の161体を大幅に上回っています。これは、家庭用ゲーム機向けのドラゴンボールシリーズにおいて、プレイアブルキャラクター数が最も多いことを意味しています。また、ダウンロードコンテンツにより、劇場版『ドラゴンボール超スーパーヒーロー』や新アニメシリーズ『ドラゴンボールDAIMA』に登場するキャラクターの追加が見込まれています。

本作の登場キャラクターには、原作のキャラクターに加え、『ドラゴンボールZ 神と神』以降の新しいキャラクターも含まれています。これにより、ファンにとって非常に新鮮で魅力的なゲーム体験が提供されるでしょう。

まとめ

『ドラゴンボール Sparking! ZERO』は、長い歴史を持つドラゴンボールシリーズの新たな3Dアクションゲームとして、様々なモードやキャラクターが揃った期待の作品です。17年の時を経てファンが待ち望んだ本作は、原作ファンや新規プレイヤーにとっても楽しめる内容が盛り込まれており、その発売が待ちきれません。

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