ドルゴルスレン・スミヤバザル

ドルゴルスレン・スミヤバザル（Dolgorsuren Sumiyabazar、1974年1月7日 - ）は、モンゴルのウランバートル出身の男性で、レスリング選手、総合格闘家、そして政治家として知られています。本名はドルゴルスレンギーン・スミヤーバザル（Долгорсүрэнгийн Сумъяабазар Dolgorsürengiin Sumiyaabazar）です。

親族

スミヤバザルは、著名な親族を持つことでも知られています。元横綱の朝青龍（本名：ドルゴルスレンギーン・ダグワドルジ）と、元プロレスラーのブルー・ウルフ（本名：ドルゴルスレンギーン・セルジブデ）は彼の弟にあたります。また、大相撲力士で現横綱の豊昇龍は甥（兄スガラグチャーの子）、同じく大相撲力士の天狼星は甥（弟ブルー・ウルフの子）です。

来歴

スミヤバザルは、レスリング選手として国際的な舞台で活躍しました。アトランタオリンピックとシドニーオリンピックに、レスリング・フリースタイルモンゴル代表として出場し、アトランタ大会ではモンゴル選手団の旗手を務めました。

格闘家としては、日本では目立った成績を残すことはできませんでしたが、2005年1月4日に新日本プロレスで開催されたバトルロイヤル形式の総合格闘技トーナメント「アルティメット・ロワイアル」で長井満也に勝利しました。ボブ・サップ、高阪剛、永田裕志といった強豪選手とも対戦しましたが、いずれも敗退しています。

2007年には、弟である朝青龍の出場停止・帰国騒動の際に、モンゴルで父親が経営する事業に関わっていることが確認され、朝青龍のスポークスマンとしてメディアに登場する機会が増えました。

2008年にはウランバートルの市議選に立候補し、当選を果たしました。さらに、2012年には日本の国会議員にあたる国民大会議総選挙に人民党から出馬しましたが、得票率が当選基準に満たず落選。翌年4月に行われた再選挙で当選しました。2016年6月に行われた国民大会議総選挙にも人民党から出馬し、再び当選を果たしています。

2016年12月現在、モンゴル日本友好議員連盟会長も務めており、2017年10月20日にはオフナー・フレルスフ内閣発足に伴い、鉱業・重工業大臣に就任しました。

戦績

総合格闘技
キックボクシング

獲得タイトル

モンゴル相撲 チャンピオン（2003年）

外部リンク

K-1 選手データ
バウトレビュー 選手データ
ドルゴルスレン・スミヤバザルの戦績 - SHERDOG（英語）
* ドルゴルスレン・スミヤバザル - International Wrestling Database （英語）

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