高阪剛

高阪剛：不屈の魂を持つ格闘家

高阪剛（こうさか つよし、1970年3月6日 - ）は、滋賀県草津市出身の元総合格闘家、プロレスラー。ALLIANCE主宰。元スーパーヘビー級キング・オブ・パンクラシスト。

プロフィール

戦国武将・高坂昌信を先祖に持ち、実兄はジャズドラマーのテルシファー高阪（高阪照雄）。幼少期からプロレスごっこに明け暮れ、柔道で培った確かな実力を基盤に、総合格闘技の世界へ。

格闘家としての軌跡

1994年にリングスでデビュー後、ザ・トーナメント・オブ・J '95で優勝。UFCにも参戦し、バス・ルッテンとの激闘で「世界のTK」として名を馳せる。PRIDEではエメリヤーエンコ・ヒョードルとの再戦など、数々の強豪と拳を交えた。

2004年にはスーパーヘビー級キング・オブ・パンクラス王座を獲得。新日本プロレスにも参戦し、プロレスラーとしても活躍した。

引退、そして復帰

2006年にPRIDEで引退を表明するも、2015年にRIZINで現役復帰。ジェームス・トンプソンとの試合でTKO勝利を飾る。その後もミルコ・クロコップといった強豪と対戦し、2022年に引退。

引退試合では、極真空手世界王者の上田幹雄にTKO勝利し、有終の美を飾った。

指導者、解説者としての顔

引退後は、指導者としても活躍。モーリス・スミス、フランク・シャムロック、吉田秀彦らを指導した。また、格闘技の実況解説者としても高い評価を得ている。

2015年には、ラグビーワールドカップでのラグビー日本代表のスポットコーチに招聘され、タックルの技術指導を行い、日本代表の勝利に貢献した。

TKシザース

マウントポジションからの脱出に使用する独自の技術「TKシザース」を開発。

所属

オフィシャルジム『A-SQUARE』を開設。菊野克紀がDEEPライト級王者となるなど、数々の選手を育成。

戦績

ザ・トーナメント・オブ・J '95 優勝（1995年）
初代スーパーヘビー級キング・オブ・パンクラス王座（2004年）

人物像

常に前向きで、格闘技に対する情熱を持ち続ける人物。その姿勢は多くの格闘家やファンに影響を与えている。

試合映像

YouTubeなどで試合映像が公開されている。

関連人物

秋山準（プロレスラー）
坂田亘（総合格闘家）
モーリス・スミス（格闘家）
フランク・シャムロック（格闘家）
* 吉田秀彦（柔道家）

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