ナイヒーム・ハインズ

ナイヒーム・ハインズ：スピードと多才性を兼ね備えたNFLランニングバック

ナイヒーム・ハインズ（Nyheim Hines）は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ガーナー出身のアメリカンフットボール選手。NFLのバッファロー・ビルズに所属し、ランニングバック（RB）とパントリターナー（PR）として活躍しています。

大学時代：ノースカロライナ州立大学での活躍

ハインズは2015年から2017年までの3年間、ノースカロライナ州立大学でプレーしました。2017年の3年生シーズンには、197回のキャリーで1,112ヤードを走り、12回のタッチダウンを記録する活躍を見せました。シーズン終了後、彼は4年生シーズンをプレーせずに2018年のNFLドラフトに参加することを決意しました。大学キャリア全体では、1,400ヤードを走り、13回のタッチダウンを記録しました。

プロキャリア：インディアナポリス・コルツからバッファロー・ビルズへ

インディアナポリス・コルツ時代 (2018-2022)

2018年、ハインズはNFLドラフトでインディアナポリス・コルツから4巡目（全体104位）で指名を受け、プロのキャリアをスタートさせました。第1週のシンシナティ・ベンガルズ戦でNFLデビューを果たし、翌週のワシントン・レッドスキンズ戦でキャリア初のタッチダウンを記録しました。

ルーキーシーズンでは、314ヤードを走り、2回のラッシングタッチダウン、63回のキャッチで425ヤード、2回のレシーブタッチダウンを記録しました。

2019年、第16週のカロライナ・パンサーズ戦で、2回のパントリターンタッチダウンを記録し、フランチャイズ史上初の快挙を達成しました。このシーズンを通して、52回のキャリーで199ヤード、2回のラッシングタッチダウン、44回のキャッチで320ヤードを記録しました。

2020年、第10週のテネシー・タイタンズ戦では、115スクリメージヤード、1回のラッシングタッチダウン、1回のレシービングタッチダウンを記録し、チームの勝利に貢献しました。

2021年9月10日、ハインズはコルツと3年1,860万ドルの契約延長に合意し、チームからの信頼の厚さを示しました。

バッファロー・ビルズ時代 (2022-現在)

2022年11月1日、コルツはハインズをバッファロー・ビルズにトレードし、ザック・モスと2023年のNFLドラフトの条件付き6巡目指名権を獲得しました。ビルズでは、彼のスピードと多才性が攻撃に新たな可能性をもたらすことが期待されています。

ナイヒーム・ハインズは、ランニングバックとしての能力だけでなく、パントリターンでもチームに貢献できる貴重な選手です。彼の今後の活躍から目が離せません。

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