ナゴヤドーム前矢田駅

ナゴヤドーム前矢田駅

ナゴヤドーム前矢田駅（ナゴヤドームまえやだえき）は、愛知県名古屋市東区に位置する名古屋市営地下鉄の駅及び名古屋ガイドウェイバスの停留場です。この駅は、名古屋市営地下鉄名城線とガイドウェイバス志段味線（通称ゆとりーとライン）が利用でき、特にプロ野球チーム、中日ドラゴンズのホームスタジアム「ナゴヤドーム」（現在はバンテリンドーム ナゴヤという名称）へのアクセスが良好です。

駅の歴史

ナゴヤドーム前矢田駅は、最初に計画された際、地下鉄の方は「矢田」と名付けられる予定だった一方で、名古屋ガイドウェイバスは「大幸」とする案がありました。しかし、最終的には両者とも「ナゴヤドーム前矢田」という名称に統一されました。

• - 2000年1月18日: 開業前に発車式が行われ、名古屋市長（当時）の松原武久や中日ドラゴンズの選手たちが参加しました。
• - 2001年3月1日: 地下鉄名城線が開通し、駅が正式に開業しました。
• - 2001年3月23日: 名古屋ガイドウェイバスの停留所が開設されました。
• - 2020年10月26日: 可動式ホーム柵の使用が開始されるなど、駅の安全性向上が図られました。
• - 2022年9月6日から25日: ナゴヤドームでの中日ドラゴンズの公式戦日には、応援歌が流れるイベントが行われました。

駅の構造とサービス

ナゴヤドーム前矢田駅は、地下に位置する島式ホーム1面2線を持つ構造です。ここでは大幸車庫への出入庫線が通っており、環状運転の列車が多く発着します。常に10分おきに列車が運行されており、運転間隔調整のため短時間停車することもあります。

駅には自動券売機が多く設置されており、ナゴヤドームでのイベントに合わせての混雑緩和が図られています。さらに、改札口から1番出口へ続く通路には、ドラゴンズ選手紹介の展示「ドラゴンズロード」があり、訪問者に楽しさを提供しています。

周辺の施設

駅周辺は賑やかな地域となっており、ナゴヤドームを含む多くの施設が利用可能です。徒歩圏内には、名古屋晴明神社やカルポート東、東文化小劇場、名古屋の図書館や大学のキャンパスがあり、コミュニティ活動にも活用されています。また、周辺にはイオンモールや商店街も点在しているため、ショッピングや食事にも便利な立地です。

利用状況

名古屋市営地下鉄とガイドウェイバスを利用した乗客数は、ナゴヤドームでのイベント開催時に大きな影響を受けます。特に、催事終了後の混雑にも対応するため、臨時列車の運行が行われることがありますが、試合の長引きつつも終電発車時間に影響を及ぼすこともあるため、注意が必要です。

ナゴヤドーム前矢田駅は、名古屋の交通網の一環として重要な役割を果たしており、多くの市民や観光客に愛されている駅です。

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