ナストーア

ナストーア株式会社について

ナストーア株式会社（NAS TOA）は、東京都中央区京橋に本社を構え、日本冶金工業グループに属するステンレス溶接鋼管メーカーです。国内において、ナストーアはステンレス溶接鋼管のトップメーカーとして広く認知されています。特に、ステンレス鋼の専門メーカーとしての地位を確立している「日本冶金工業株式会社」の連結子会社ということからも、その実力が伺えます。

NASの名称の由来

a社名にある「NAS」は、「Nippon-Yakin Austenite Stainless Steel」の略で、日本冶金工業が製造しているステンレス鋼を指します。この名称からも、同社の製品の品質の高さと技術力を表現しています。

所在地と事業所

ナストーアの本社は東京都の中心部、京橋に位置しており、出先機関として大阪支店も持っています。具体的な所在地は以下の通りです。

• - 本社: 東京都中央区京橋1-5-8（三栄ビル9階）
• - 大阪支店: 大阪市中央区高麗橋4-1-1（大阪興銀ビル3階）

また、ナストーアは、製造拠点としても複数の工場を保有しており、神奈川県の茅ヶ崎市と川崎市にそれぞれ製造所を設置しています。具体的には、以下のようになります。

• - 茅ヶ崎製造所: 神奈川県茅ヶ崎市萩園2678
• - 川崎大径管工場: 神奈川県川崎市川崎区小島町4-2（日本冶金工業株式会社川崎製造所 構内）

経営体制

ナストーアの経営は、代表取締役社長である木幡武氏が指揮を執っています。彼のリーダーシップのもと、ナストーアは市場のニーズに応じた製品の開発や技術革新に取り組んでいます。

会社の完全親会社である日本冶金工業株式会社は、ナストーアの100%の株式を保有しており、安定した経営基盤を支えています。

沿革

ナストーアの歴史は1948年にまでさかのぼります。当初は「東亜精機株式会社」という名称で、マッチ製造機械の製造と販売を行なっていました。1952年からは電気溶接機の製造に乗り出し、1954年にはステンレスパイプの製造を始め、ステンレス鋼の製缶や板金加工も始まりました。

1988年には、日本冶金工業株式会社からステンレス鋼管の販売を譲り受け、「ナストーア株式会社」に社名を変更し、現在の企業形態に至ります。

まとめ

ナストーアは、その長い歴史と確かな技術力を背景に、国内外で高品質のステンレス溶接鋼管を提供しています。日本冶金工業グループの一員として、今後も革新を追求し、業界のリーダーとしての役割を果たし続けるでしょう。

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