ニコニコ超パーティー

ニコニコ超パーティー（通称：超パ、超パーティ）は、株式会社ドワンゴが主催する大規模なライブイベントです。このイベントは「ネットで今最も熱い音楽がリアルに集結 僕たちの音楽がここにある」というコンセプトのもと、様々なジャンルの音楽クリエイターたちが一堂に会し、圧巻のパフォーマンスを繰り広げます。

イベントの変遷

当初、超パーティーはニコニコ超会議と同日に開催されていましたが、参加者からの「超会議とパーティーの両方を楽しみたい」という要望に応え、2015年からは独立したイベントとして、さいたまスーパーアリーナで開催されるようになりました。これにより、ライブ時間は最大8時間に及ぶこともあります。

2022年には4年ぶりの開催となり、ネットイベント「ミュージック超会議」の一環として行われました。この回から座席区分がS席とSS席のみとなり、プラチナスイートルームが新設されました。また、イベント名から『ニコニコ』が外された背景には、ニコニコユーザー以外にもイベントを広げたいという意図がありました。

主な開催内容

過去の開催では、以下のような多彩なアーティストや企画が展開されました。

2012年: 初回開催では、2ちゃんねる（現5ちゃんねる）開設者のひろゆき氏や、当時ニコニコ運営に関わっていた夏野剛氏、さらにはビリー・ヘリントンや広瀬香美など、多岐にわたるジャンルの著名人が出演しました。
2013年: 一般参加者を募り、総勢354名が舞台に立つという大規模な企画が実施されました。天月、伊東歌詞太郎といった人気歌い手や、小林幸子が登場しました。
2014年: auが協賛し、AKINO with bless4、ふなっしーなどが出演しました。
2015年: 超会議から独立し、さいたまスーパーアリーナでの単独開催となりました。来場者数は1万5000人に達しました。
2016年: 小林幸子が巨大な獅子に乗って登場し、観客を魅了しました。また、ゲーム実況エリアでは、『人狼』や『ドラゴンクエストX』などの人気ゲームがプレイされました。
2017年: ケロリンやabeshiといった異色の演奏者や、アンダーバーなどの歌い手が登場しました。
2018年: 「ワールドワイドフェスティバル ダンサーズ」という企画で、約100人のダンサーが舞台上でパフォーマンスを披露しました。
2019年～2021年: コンテンツの見直しや、東京オリンピック開催に伴う会場確保の困難、新型コロナウイルス感染症拡大などの影響により、開催が見送られました。
2022年: 4年ぶりの開催となり、ミュージック超会議の一部として実施されました。1日目には、事前発表されていなかったゆゆうたが登場し、2日目には赤ピコが12年ぶりに歌唱しました。また、Adoの出演部分は著作権の都合上、生放送ではカットされました。配信版では、ニコニコ動画の新たなバージョン(eR)が発表されました。
2023年:開催見送り。
2024年: 超パーティーの代替イベントとして、ニコニコ超会議の開催期間中に超音楽祭が10年ぶりに幕張メッセで開催される。

イベントの特徴

超パーティーは、ニコニコ動画で人気のコンテンツをリアルなライブ空間で体験できる点が大きな魅力です。全席指定であり、ニコニコプレミアム会員は先行予約が可能です。また、ニコニコ生放送での生配信も行われ、チケットを購入することで自宅でも楽しむことができます。

関連イベント

ニコニコ超会議
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ニコニコ町会議
闘会議

外部リンク

ニコニコ超パーティー（リンク切れ）

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