ニコ・グッドラム

カーティアー・ニコ・グッドラムについて

カーティアー・ニコ・グッドラム（Cartier Niko Goodrum, 1992年2月28日生まれ）は、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタを故郷とするプロ野球選手です。ポジションはユーティリティプレイヤーで、右投両打の選手です。現在はメジャーリーグベースボール（MLB）チームのロサンゼルス・エンゼルスに所属しています。

経歴

プロ入りとツインズ時代

グッドラムは2010年のMLBドラフトでミネソタ・ツインズから2巡目（全体71位）で指名され、プロのキャリアを開始しました。プロデビューは同年のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ツインズで、36試合に出場し、打率.161、5打点、4盗塁を記録しました。

翌年2011年にはアパラチアンリーグのルーキー級エリザベストン・ツインズに移り、59試合に出場。打率は.275に上昇し、2本塁打、20打点、8盗塁を記録しました。2012年もエリザベストンでプレーし、58試合で打率.242、4本塁打、38打点、6盗塁を達成しました。

2013年はA級のシーダーラピッズ・カーネルズで103試合に出場し、打率.260、4本塁打、45打点、20盗塁の活躍を見せました。翌年2014年にはA+級フォートマイヤーズ・ミラクルで122試合に出場し、打率.249、3本塁打、49打点、35盗塁を記録。オフにはアリゾナ・フォールリーグにも参加しました。

グッドラムは2015年から2017年にかけて、AA級チャタヌーガ・ルックアウツとAAA級ロチェスター・レッドウイングスでプレーし、各シーズンで成果を上げました。2017年9月にはメジャー契約を結び、アクティブ・ロースターに名を連ね、カンザスシティ・ロイヤルズ戦でメジャーデビューを果たしました。

タイガース時代

2017年11月、グッドラムはデトロイト・タイガースとマイナー契約を結び、2018年のスプリングトレーニングに参加しました。3月28日にはメジャー契約を結び、開幕25人枠に入ります。この年は131試合に出場し、打率.245、16本塁打、53打点、12盗塁と安定した成績を収めました。

その後の2019年は112試合で打率.248、12本塁打、45打点、12盗塁を記録し、2020年は43試合に出場して打率.184、5本塁打、20打点と苦しみました。2021年は90試合出場し打率.214、9本塁打、33打点を残した後、オフにはマイナー契約となり、同日中に自由契約となりました。

アストロズ時代

その後、2022年3月にはヒューストン・アストロズと210万ドルの単年契約を結びますが、9月1日にはDFAとなり3日に自由契約になりました。

レッドソックス傘下時代

2022年12月にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結び、2023年は傘下のAAA級ウースター・レッドソックスでプレー。この年の6月にはオプトアウトを行使しました。

ロッテ・ジャイアンツ時代

2023年7月には韓国プロ野球のロッテ・ジャイアンツと契約し、シーズンの終了後には自由契約となりました。

レイズ時代

2023年12月、古巣ツインズとマイナー契約を結び、2024年3月にタンパベイ・レイズへトレードされ、メジャー契約を結びます。シーズン初めには9試合に出場するも、打率.188に終わり、5月6日にDFAとなりました。

エンゼルス時代

2024年5月9日、ウェイバー公示を経てロサンゼルス・エンゼルスに移籍しました。これからの活躍が期待される選手です。

結論

カーティアー・ニコ・グッドラムは、数多くのチームを渡り歩いてきた経験豊富な選手であり、多才な能力を持ったユーティリティープレイヤーとして、今後の成長が楽しみです。彼のキャリアは、MLBの厳しい競争の中での努力と成功を象徴しています。

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