ニック・メイトン

ニコラス・メイトン：ユーティリティープレイヤーの軌跡

ニコラス・メイトン（Nicholas Maton）は、1997年生まれ、アメリカ合衆国イリノイ州出身のプロ野球選手です。右投左打で、内野・外野をこなすユーティリティープレイヤーとしてMLBで活躍しています。現在はシカゴ・ホワイトソックスに所属。

プロ入り前

2015年のMLBドラフトでオークランド・アスレチックスから指名を受けましたが、契約せずに東イリノイ大学へ進学しました。

プロ入り後

2017年のMLBドラフトでフィラデルフィア・フィリーズから7巡目で指名され、プロ入りを果たしました。A-級ウィリアムズポート・クロスカッターズでプロデビューし、その後、A級レイクウッド・ブルークロウズ、A+級クリアウォーター・スレッシャーズ、AA級レディング・ファイティン・フィルズと着実にステップアップ。

2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったものの、同年オフにはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りを果たしました。

MLBデビューとその後

2021年4月19日にメジャー初昇格。同日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で「8番・遊撃手」として先発出場し、メジャーデビューを果たしました。同年は52試合に出場し、打率.256、2本塁打、14打点を記録。2022年は35試合に出場し、打率.250、5本塁打、17打点を記録しました。

ポストシーズンでは、ワールドシリーズのロースターにも入りました。

タイガース、オリオールズ時代

2023年1月にはデトロイト・タイガースへ移籍。93試合に出場しましたが、打率は.173と苦戦しました。

2024年にはボルチモア・オリオールズへ移籍しましたが、シーズン中にDFAとなり、FAとなりました。オリオールズでは5試合に出場しましたが、安打を放つことができませんでした。

ホワイトソックス時代

2024年11月にはシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結び、AAA級シャーロット・ナイツに配属。2025年のスプリングトレーニングではオープン戦でアピールに成功し、開幕ロースター入りを果たしました。

プレースタイル

ニコラス・メイトンは、ユーティリティープレイヤーとして、内野の複数のポジションを守れる器用さが持ち味です。打撃面では、パンチ力があり、メジャーでも本塁打を記録しています。まだ粗削りな部分もありますが、今後の成長が期待される選手です。

詳細情報

利き腕：右投左打
ポジション：内野手、外野手

年度別打撃成績

(省略)

年度別守備成績

(省略)

背番号

29（2021年 - 2022年）
9（2023年）
* 63（2024年）

家族

兄のフィル・メイトンもプロ野球選手（投手）です。

ニコラス・メイトンの今後の活躍に注目しましょう。

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