ニュースてれまさ845

概要

「ニュースてれまさ845」は、宮城県を主な放送エリアとするNHK仙台放送局が制作・放送している地域情報番組です。平日の夜、20時45分から21時00分までの15分間にわたり放送され、その日の宮城県内の最新のニュースや気象情報などを、きめ細かく、そして分かりやすく伝えています。この時間帯は、多くの人が一日の活動を終え、自宅でくつろいでいる時間にあたり、地域に根ざした情報を効率よく取得できる重要な機会を提供しています。

番組名の変遷

本番組は、2018年 4月より現在の「ニュースてれまさ845」という名称で放送を開始しました。この名称は、同局の夕方地域情報番組「てれまさ」との連携を感じさせるものです。

しかし、それ以前の2018年 3月までは、「NHKニュースみやぎ845」という名称で放送されていました。また、番組名の表示に関しても、放送時期によっていくつかの違いが見られました。例えば、2010年 3月まで使用されていたオープニング映像では番組タイトルが「NHKニュースみやぎ845」と表示されていましたが、2010年 4月以降のオープニング映像では、一度「NHKニュース845」という全国版と同様のタイトル表示に変更されていました。その後、2018年 4月に番組名が「ニュースてれまさ845」に変更された後も、2020年3月まではオープニングタイトルとしては引き続き「NHKニュース845」と表示される状況が続いていました。一方で、テレビ番組表などでは、過去から一貫して、あるいは時期に応じて「ニュースみやぎ845」や現在の「ニュースてれまさ845」といった地域名や番組名の詳細が記載されていました。こうした表示の変遷は、番組の立ち位置や編成方針の細かな調整を反映していると言えるでしょう。

放送時間と休止時の対応

レギュラー放送は、毎週月曜日から金曜日までの20時45分から21時00分（日本標準時）に行われます。この15分間という時間は、全国ニュースの後に続く地域情報の時間帯として、多くの地域で共通の形式となっています。

ただし、祝日や年末年始期間（原則として12月31日を除く）は、「ニュースてれまさ845」の放送は休止となります。これらの期間、通常本番組が放送される時間帯のうち、20時55分から21時00分までの5分間には、東北6県全体に向けた「ニュース・気象情報」が放送される体制が取られています。

また、過去には祝日の放送体制に違いがありました。2017年度まで、祝日は「ニュース845」として、東北6県全体へのブロックネット形式で放送されていました。さらに、このブロックネット体制も変遷を経ており、2013年度までは20時55分以降の放送が各県別の内容となっていたのが、2014年度からは全編が東北ブロック共通の内容に変更され、各県別の放送は廃止されました。大型連休やお盆期間など、特定の期間においては、20時45分から21時00分までの15分間全体が、「東北地方のニュース・気象情報」として東北ブロック向けに放送されることもあります。これは、休暇などで広域の移動が増える時期の視聴者のニーズに応えるためと考えられます。

キャスター

番組のキャスターは、主にNHK仙台放送局に勤務するアナウンサーが交替で担当しています。これにより、視聴者は日によって異なるアナウンサーの個性を通じて、県内のニュースに触れることになります。

ニュースてれまさ845