ニンテンドーDSのゲームタイトル一覧 (2008年)

ニンテンドーDSは、2000年代後半に携帯型ゲーム機市場を席巻し、数多くのゲームが発売されました。ここでは、2008年に発売されたニンテンドーDSのゲームタイトルを、その特徴や背景とともにご紹介します。

2008年のニンテンドーDS市場

2008年は、ニンテンドーDSにとって重要な年でした。数多くのタイトルが発売され、様々なジャンルのゲームが登場しました。また、オンラインゲームの開発・運営で知られるガンホー・オンライン・エンターテイメントがコンシューマ市場に参入するなど、新たな動きもありました。

話題を呼んだゲーム

2008年には、ユニークなコンセプトや演出で話題を呼んだゲームも登場しました。

DUEL LOVE 恋する乙女は勝利の女神
格闘技に打ち込む美男子たちを応援する「セコンド系恋愛アドベンチャーゲーム」という斬新なコンセプトで注目を集めました。特に、キャラクターが恍惚とした表情を見せる「ヘブン状態」という演出は、インターネット・ミームとなり、大きな話題を呼びました。

新たなサードパーティの参入

オンラインゲームの開発・運営で実績のあるガンホー・オンライン・エンターテイメントが、コンシューマ向けブランド「ガンホー・ワークス」を立ち上げ、ニンテンドーDS市場に参入しました。クリスマス商戦には、自社の代表作『ラグナロクオンライン』を題材とした『ラグナロクオンラインDS』を投入し、注目を集めました。

ゲーム以外の分野とのコラボレーション

ゲーム以外の分野とのコラボレーションも行われました。KORGのアナログシンセサイザー「MS-10」をモチーフにした『KORG DS-10』は、Amazon.com専売ながら、発売前からインターネット上で大きな反響を呼びました。2009年には強化版である『KORG DS-10 PLUS』が一般の小売店向けに発売され、音楽制作の分野でも活用されるようになりました。このソフトを使ってアルバムを発表した者も現れ、後年にはiOSにも進出するなど、その影響は広範囲に及びました。

凡例

容量: 単位はメガビット（Mb）またはギガビット（Gb）
Wi-Fi: ニンテンドーWi-Fiコネクション対応ソフト。
U: Wii Uバーチャルコンソール対応ソフト（Wii U版バーチャルコンソールのゲームタイトル一覧も参照）。

まとめ

2008年は、ニンテンドーDSのゲーム市場が多様化し、新たな試みが数多く行われた年でした。ユニークなコンセプトのゲームや、オンラインゲーム企業の参入、異分野とのコラボレーションなど、様々な動きがありました。これらの出来事は、その後のゲーム業界に大きな影響を与えました。

参考文献

* 『ゲームラボ 2022春夏』三才ブックス、2022年6月21日。

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