ネポスこどもCLUB

ネポスこどもCLUB：子供たちの想像力を育むエンターテインメント番組

「ネポスこどもCLUB」は、オリエンタルランド関連会社のOLC・ライツ・エンタテインメントが制作し、BSフジとキッズステーションで放送された子供向け番組です。2004年10月4日から2006年9月29日まで放送され、子供たちの豊かな想像力を育むことをモットーに、バラエティに富んだコーナーで構成されていました。

番組は、月曜日から金曜日まで毎日放送され、BSフジでは19時台と翌日の午前中に、キッズステーションでは10時台と14時台に放送。さらに、毎週土曜日には「別冊版」も放送されるなど、子供たちに親しまれる番組として高い人気を誇っていました。

番組内で人気を博したキャラクター「ポポック」は、2007年から2012年度末まで日本郵政グループのイメージキャラクターとしても活躍しました。その愛らしい姿と、番組全体の魅力が相まって、「ネポスこどもCLUB」は多くの子供たちの記憶に刻まれた番組と言えるでしょう。

ネポス・ナポス：3DCGアニメーションの世界

「ネポスこどもCLUB」と並行して、3DCGアニメーション作品『ネポス・ナポス』が制作されました。雲の上に浮かぶクジラの雲を舞台に、様々な物語が展開されるこのアニメは、講談社の創作絵本「ネポス・ナポス まよいぐものおくりもの」を原作としています。

魅力的なキャラクターたちが織りなすストーリーは、子供たちの心を掴み、高い人気を博しました。インターネット配信サイト「バンダイチャンネルキッズ」でも配信され、より幅広い視聴者層に作品の魅力が届けられました。

主要キャラクター

ネポ：加藤英美里
パンナ：仙台エリ
ラズー：坂本千夏
リモ：かないみか
ナップル：泉久実子
ポポック：田中結子
ティモ：柿原徹也
ドントス：岩田光央
パーヤ：岩尾万太郎
マーヤ：小林沙苗
プーバァ：宇垣秀成
ピーノ：間島淳司
フービー：うえだゆうじ

これらのキャラクターたちは、それぞれ個性豊かで、子供たちに愛される存在となりました。

スタッフ

番組制作には、多くのスタッフが関わっており、その高い技術力と情熱が作品の高品質に繋がっています。企画、制作、監督、キャラクターデザイン、音楽、アニメーション制作など、それぞれの分野のスペシャリストが結集し、子供たちの心を掴む作品を作り上げました。

企画：岡田忠明
エクゼクティブ・プロデューサー：岡村秀夫、稲葉正治
プロデューサー：浅野恵代（OLC・ライツ・エンタテインメント）、木曽由香里（アンサー・スタジオ）
監督：大賀俊二、川又浩
キャラクターデザイン：ストライプスタジオ
シリーズ構成：中瀬理香
ミュージック・スーパーバイザー：立川直樹
音楽：都留教博
デジタルプロダクションディレクター：羽山泰功
CGIディレクター：畑田裕之
美術監督：水谷利春
* （その他多数）

音楽

オープニングテーマの作曲は都留教博氏、エンディングテーマ「Smile」は平原綾香氏が歌唱し、挿入歌「パナリル・パンナ」は井上あずみ氏が担当しました。これらの音楽も番組の魅力を高める重要な要素となっています。

その他のコーナー

番組内では「ネポス・ダンス」「What's up? ネポス！」など、様々なコーナーが展開され、子供たちの興味を引きつけ、飽きさせない工夫が凝らされていました。

「ネポスこどもCLUB」は、子供たちの心を掴むキャラクター、魅力的なストーリー、そして質の高いアニメーションによって、多くの子供たちに愛され、長く記憶に残る番組となりました。番組は終了しましたが、その温かい思い出は、多くの視聴者の心に生き続けています。

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