ノイジークローク

株式会社ノイジークロークについて

株式会社ノイジークローク（noisycroak Co.,Ltd.）は、日本に拠点を置くゲームサウンド制作の専門会社です。2004年に埼玉県さいたま市で設立され、コンピュータエンターテインメント協会の正会員として活動しています。代表取締役の坂本英城は、音楽制作や効果音制作の現場で長いキャリアを持つ作曲家として知られています。

ノイジークロークは、ゲーム音楽だけでなく、自社レーベル「noisycroak RECORDS」を通じてサウンドトラックや音楽の販売を行っている他、ゲームサウンドに特化したイベントやコンサートの企画・制作も手掛けています。特に、中国語圏では「爆音青蛙」という名前でも知られており、国際的な認知度も高まっています。

沿革

ノイジークロークは、2004年3月に設立され、2007年には本社を東京都三鷹市に移転しました。2010年には自社レーベル「noisycroak RECORDS」を立ち上げ、2011年には福岡支社を設立。数度の本社移転を経て、2020年には福岡支社を本社に統合しました。

主な実績

ノイジークロークは、設立以来多くのイベントを企画・主催しており、2009年には「ゲームミュージックコンポーザー座談会」を開催しました。また、坂本英城が作曲を担当した『無限回廊 光と影の箱』のBGM「prime # 4507」がギネス世界記録に認定されたことも記憶に新しいです。

2012年には自社バンド「TEKARU」が多くのイベントに出演し、さらに2014年には「沖縄ゲームタクト2014」を企画しました。さらには、2021年にはゲーム音楽の新たな可能性を追求する「XRディビジョン」も立ち上げています。

所属アーティストと作品

2023年4月現在、ノイジークロークには、坂本英城をはじめとする多くの才能ある作曲家が在籍しています。彼らが手掛けた作品は、さまざまな人気ゲームやアニメ、映画に使用されており、特に『消滅都市』シリーズや『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』などが有名です。

また、ノイジークロークの自社バンド「TEKARU」は、ゲーム音楽を演奏することを目的に結成され、他にも「LOST BOYS」や「騒然のカワズ」など、複数のバンドが活躍しています。

その他の活動

ノイジークロークは、音楽制作にとどまらず、様々なイベントの企画・運営も行っています。「おとや」というトーク＆ライブ番組では、著名なゲーム音楽作曲家が集まり、ニコニコ生放送を通じて多くの視聴者に楽しんでもらっています。

このように、株式会社ノイジークロークは、ゲームサウンド制作の枠を超えて、音楽文化の発展にも寄与している企業として、日本国内外でさらに成長と活躍を続けています。

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