ハイデ (曲)

MUCC「ハイデ」：原点回帰と進化が融合したシングル

「ハイデ」は、MUCCが2016年6月15日にリリースした34枚目のシングルです。ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズからの発売で、前作「故に、摩天楼」から約1年9ヶ月ぶりのCDシングルとなりました。

Ken（L'Arc〜en〜Ciel）との再タッグ

今作は「フリージア」以来となる、L'Arc〜en〜CielのKenプロデュース作品であることも大きな特徴です。Kenならではのサウンドセンスが、MUCCの新たな魅力を引き出しています。

収録曲について

ハイデ

作詞は逹瑯、作曲はミヤが手掛けた表題曲「ハイデ」は、バンドの原点であるフォークソングを意識した楽曲です。ダンスミュージック的な構成を、生音で演奏するという意欲的な試みがなされています。

KILLEЯ

同じく作詞：逹瑯、作曲：ミヤによる「KILLEЯ」は、ミニアルバム「T.R.E.N.D.Y. -Paradise from 1997-」に収録された「D・f・D (Dreamer from Darkness)」の流れを汲む、展開の多い楽曲です。元々はアニメ用に制作されたシンプルな楽曲でしたが、徐々に組曲的な要素が加えられ、現在の形となりました。

JOKER

作詞・作曲はミヤ。「JOKER」は、AKi (シド)との合同ホールツアー『M.A.D』で先行披露されていた楽曲です。ミヤは「演出の一環でこういう曲が欲しく、ツアーでやるために作った」と語っています。

悲しみとDANCEを

同じく作詞・作曲：ミヤによる「悲しみとDANCEを」は、元々はメロコア的な楽曲でしたが、常総市の復興支援イベントを経て、歌詞に「悲しみと寄り添う」、「現実と寄り添う」といったニュアンスが取り入れられました。

ハイデ -Original Karaoke-

表題曲のカラオケバージョンも収録されています。

初回限定盤DVD

初回限定盤には、ライブ映像「JOKER from M.A.D」が収録されています。さらに、各メンバーのパートの音量を上げたミックスも収録されており、様々な角度から楽曲を楽しむことができます。

Tatsuro JOKER (Tatsuro angle view original mix)
Tatsuro JOKER (Tatsuro angle view 迫り来る逹瑯 mix)
Miya JOKER (Miya angle view original mix)
Miya JOKER (Miya angle view 迫り来るミヤ mix)
YUKKE JOKER (YUKKE angle view original mix)
YUKKE JOKER (YUKKE angle view 迫り来るYUKKE mix)
SATOchi JOKER (SATOchi angle view original mix)
SATOchi JOKER (SATOchi angle view 迫り来るSATOち mix)

カバー

「ハイデ」は、ROACHによってカバーされ、2017年11月22日発売のトリビュートアルバム『TRIBUTE OF MUCC -縁[en]-』に収録されています。

「ハイデ」は、MUCCの音楽的なルーツと、新たな挑戦が感じられる意欲的なシングルです。

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