ハイヒール (お笑いコンビ)

ハイヒールの概要



ハイヒールは日本のお笑いコンビで、吉本興業に所属しています。二人は共に大阪府出身で、1982年11月に結成され、翌1983年6月にデビューを果たしました。主に関西地域で活動しており、2012年には結成30周年を迎えたことでも知られています。なお、彼女たちはNSC大阪校の1期生でもあります。

メンバー紹介



モモコ



モモコは過去にはボケを担当していましたが、現在はツッコミを担当しています。彼女は大阪市立第二工芸高等学校を中退し、1993年には結婚し、3人の子供の母親でもあります。

リンゴ



リンゴはボケを担当し、かつてはツッコミを担当していました。彼女は大阪府立寝屋川高校を経て、京都産業大学経営学部を卒業し、大阪学院大学名誉博士号(経済学)を持つなど、学業でも非常に優秀です。彼女には姉と妹がいます。

活動とエピソード



ハイヒールは1983年6月に初舞台を迎え、その際のキャッチフレーズ「女子大生と元スケバン」で注目を集めました。モモコのヤンキーネタや社会風刺を交えた漫才が特徴で、後に家庭ネタも増えてきました。

彼女たちは1986年に出演したドラマ『ふたりぼっち 女と女』で向田邦子賞にノミネートされ、その人気が一層高まりました。また、コンビ名はモモコが所属していた暴走族の名に由来しており、独自の背景を持っています。

結成30周年を祝い、南極旅行で漫才を行い、「世界最南端での漫才」の記録を打ち立てるなど、数々の記録も残しています。さらに、同期のダウンタウンと良好な関係を築き、共に海へ遊びに行くなど親しい関係を維持しています。

人間関係と私生活



ハイヒールは私生活でも互いに支え合っています。モモコの子供をリンゴが可愛がっており、学業の相談にも乗ることが多いです。モモコは時折、家庭の事情から悩むこともありますが、リンゴが助けることも少なくありません。

また、モモコの前夫が経営していた飲食店で息子がアルバイトをするなど、家族の結びつきは強いです。

受賞歴



ハイヒールは数多くの賞を受賞しており、1984年には第5回ABC漫才・落語新人コンクールで審査員奨励賞を獲得しました。その後も多くの賞を受賞し、特に1995年には第30回上方漫才大賞で大賞を受賞するなど実力を証明してきました。

結論



ハイヒールは、今なお関西を中心に活躍を続ける実力派漫才コンビです。彼女たちのユニークなキャラクターと面白いネタが、多くのファンを魅了しています。これからの活動にも期待が高まります。

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