ハッピージャグラーV

ハッピージャグラーV、VII、VIII：シリーズ徹底解説

ハッピージャグラーVは、2010年4月に北電子から発売された5号機パチスロ機です。型式名は「ハッピージャグラーV8」。本記事では、その後継機であるハッピージャグラーVIIと、6号機として登場したハッピージャグラーVIIIについても詳しく解説します。

ハッピージャグラーVの特徴

ハッピージャグラーVは、5号機ジャグラーシリーズの7機種目として登場しました。4号機の「ジャグラーV」や「ゴーゴージャグラーV」を強く意識したデザインが特徴で、リプレイ図柄がリスになっていたり、GOGOランプの発色が黄色味を帯びていたりと、往年のファンには懐かしい要素が盛り込まれています。

ゲーム性においては、チェリーの出現率が低くなったものの、ボーナスとの重複当選率が従来機の約2倍にアップ。中段チェリーは、全設定共通でBIGボーナス確定という嬉しい仕様も搭載されています。

また、ジャグラーシリーズでは初の試みとして、リールの小役優先制御が採用されました。これにより、ボーナス成立後も小役が成立した場合は、小役が優先して揃うようになりました。ただし、チェリーと同時成立のボーナスは、すべて後告知となっています（先告知の場合、成立ゲームでボーナスを揃えられない可能性があるため）。

ボーナス告知は、通常は後告知ですが、プレミアム演出発生時はBIG・チェリー同時成立の場合でも先告知が発生します。

プレミアムBGMの発生条件は、ボーナス終了後55ゲーム以内のBIG成立時に変更され、該当時は7がサンババージョン、BARがジャズバージョンに変化します。

ハッピージャグラーVII

2014年4月には、後継機であるハッピージャグラーVIIが登場しました。スペックはハッピージャグラーVとほぼ同じですが、GOGOランプの大きさが従来機よりも大きくなり、新たにV字形トップランプが光るプレミアム演出が追加されました。

プレミアムBGMに関しても、BIGボーナス後55ゲーム以内で再度BIGを引くと、7がヘビメタバージョン、BARがトランスバージョンに変化する演出が追加されています。

ハッピージャグラーVIII

2022年10月には、6号機となるハッピージャグラーVIIIが登場しました。検定通過名は「SハッピージャグラーVIIIEA」。6号機になったことで、獲得枚数は減少したものの、低設定域の機械割が大きく変更されました。

ハッピージャグラーVIII プレミアム演出

ハッピージャグラーVIIIでは、従来のプレミアム演出に加えて、さらに以下の要素が追加されました。

チェリー重複時に上のトップランプが赤く光る
プレミアである全消灯に加え、トップランプ下に隠れているHAPPYランプが点灯する全消灯SP
トップランプがレインボーに輝くVレインボーに加え、ボーナス後55ゲーム以内での同条件発生でVレインボーが派手になるVレインボーSP
ウェイト中にリールが回転するリールフライング告知
* リール左上にオっぽが潜んでおり、ゆっくり出現する隠れオっぽスロー点灯

プレミアムBGMは、VII同様ビッグボーナスBGM変化後、その55ゲーム以内でBIGを引くと7はヘビメタバージョンに加えてマーチバージョンのいずれか、BARはトランスバージョンに加えてレゲエバージョンのいずれかにBGMが変化します。

まとめ

ハッピージャグラーシリーズは、その親しみやすいゲーム性と多彩な演出で、多くのパチスロファンを魅了し続けています。初代Vから最新のVIIIまで、それぞれの機種が独自の魅力を持ち、プレイヤーを楽しませてくれるでしょう。

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