ハナとヒナは放課後

ハナとヒナは放課後

『ハナとヒナは放課後』は、森永みるくによる日本の漫画作品。地味な女子高生・長谷川花と、彼女がアルバイト先で出会う華やかなギャル・江森ひなこの恋愛模様を描いた百合作品です。本作は、2015年5月号から『コミックハイ!』（双葉社）で連載が開始されましたが、同誌の休刊に伴い、『月刊アクション』（双葉社）に移籍。2015年8月号から連載が再開され、2017年1月号に完結しました。

あらすじ

背が低く、自分に自信がない女子高生の長谷川花（ハナ）は、ファンシーショップ「ポプリ」でアルバイトをしています。そこで出会ったのが、大人びた雰囲気を持つギャルの江森ひなこ（ヒナ）。最初は、自分とは全く違うタイプのヒナに戸惑うハナでしたが、商店街のお祭りを手伝うことになったのをきっかけに、二人は少しずつ距離を縮めていきます。

高校2年生になったハナは、新入生の中にヒナの姿を見つけます。ヒナのことを年上だと思っていたハナにとって、それは驚きでした。アルバイト先が同じだけでなく、学校でも先輩後輩という関係になった二人。しかし、彼女たちの通う学校はアルバイトを禁止しているため、ハナはヒナに「学校では話しかけないでほしい」と頼みます。二人が心を通わせることができるのは、アルバイトがある放課後だけなのです。

秘密を抱えながら学校生活を送るハナとヒナ。学校行事やアルバイトを通して様々な経験をする中で、二人の距離は धीरे closeくなり、お互いへの想いが募っていきます。二人の関係がどのように発展していくのか、ぜひ見守ってください。

登場人物

長谷川 花（はせがわ はな）
本作の主人公。地味なことを気にしている内気な女子高生。ファンシーショップ「ポプリ」でアルバイトをしている。リボンのついた服が好き。
江森 ひなこ（えもり ひなこ）
もう一人の主人公。読者モデルをしている華やかなギャル。可愛いものが大好きで、「ポプリ」でアルバイトを始める。大人びた雰囲気を持つ。
大野 麻衣子（おおの まいこ）
ヒナの小・中学校のクラスメイト。ヒナを読者モデルに誘った人物。
中野
ハナのクラスメイト。ハナの相談相手。
高木
ハナのクラスメイト。読者モデルのヒナに興味を持っている。
愛子
ヒナのクラスメイト。マコといつも一緒にいる。
マコ
ヒナのクラスメイト。愛子といつも一緒にいる。
井上
ファンシーショップ「ポプリ」の店員。
堀川
ファンシーショップ「ポプリ」の店員。
店長
ファンシーショップ「ポプリ」の店長。

書誌情報

森永みるく 『ハナとヒナは放課後』 双葉社〈アクションコミックス〉、全3巻

2016年1月12日発売、ISBN 978-4-575-84740-6
2016年6月11日発売、ISBN 978-4-575-84812-0
* 2017年1月12日発売、ISBN 978-4-575-84916-5

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