ハミルトン (ニュージーランド)

ハミルトン：ワイカト地方の中心都市

ハミルトン（Hamilton、マオリ語: Kirikiriroa）は、ニュージーランド北島北中央部のワイカト地方に位置する都市です。2020年の人口は約17万6500人で、ニュージーランドで4番目に大きな都市として知られています。

概要

ハミルトンはオークランドから南へ約120kmに位置し、独自の都市圏を形成しています。ワイカト大学が立地する学園都市であり、多くの学生が生活しています。市街地はワイカト川の西岸に広がり、東岸は住宅地と学生街となっています。周辺地域は酪農が盛んで、農産物の加工業者の拠点も多く存在します。

気候はやや内陸性で、夏は気温が高く、冬は冷え込みやすいのが特徴です。

歴史

現在のハミルトンの場所には、元々マオリの村が点在していました。ヨーロッパ人が到来後、1864年のニュージーランド土地戦争で戦死したチャールズ・フェイン・ハミルトン大尉にちなんで、ハミルトンと名付けられました。

都市としてのハミルトンは、成立から72年後の1936年にニュージーランドの都市となりました。

行政

ハミルトン市は、市長を筆頭に地方自治が行われています。

教育

ワイカト大学は、約15,000人の学生が学ぶ大規模な大学です。様々な分野の研究が行われており、国際色豊かな環境が特徴です。

姉妹都市

ハミルトンは、Sister Cities International, Inc. (SCI)によって指定された以下の3つの姉妹都市を持っています。

サクラメント（アメリカ合衆国カリフォルニア州）
さいたま市（日本） - 交流事業として、さいたま市立中学校から代表生徒が派遣されています。
無錫（中華人民共和国）

また、東京都多摩市も国際友好都市としての提携を検討しています。

関連項目

世界バラ会議

外部リンク

ハミルトン市
ワイカト大学の公式サイトへのリンク'>ワイカト大学

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