ハロー!

アルバム『ハロー! -NAOMI FIRST-』の概要

川島なお美が1982年6月1日にリリースした彼女のデビューアルバム『ハロー! -NAOMI FIRST-』は、音楽シーンに新たな風を吹き込む作品となりました。このアルバムは、川島なお美にとって初めてのフルアルバムであり、音楽キャリアのスタートを示す重要な一枚です。

構成

アルバムはA面とB面に分かれており、A面には主にカバー曲が、B面にはオリジナル曲が収録されています。特にこのアルバムにはシングル「愛しのマンドリーノ」が含まれていますが、彼女がリリースした他のシングル「シャンペンNo.5」と「ハネムーン」はこのアルバムには収録されていません。これにより、初期の代表作と後の作品の違いを明確に示しているといえます。

収録曲

LPレコードでは、A面の最後のトラックである「ルージュの伝言」と、B面の最初のトラック「愛しのマンドリーノ」によって、それぞれの側の特徴を際立たせています。各楽曲は多様な作詞家や作曲家によって手がけられており、川島なお美の個性と魅力が発揮されています。

A面

• - ルージュの伝言: 作詞・作曲は荒井由実で、彼女の独自の音楽スタイルが光ります。
• - 色づく街: 有馬三恵子による作詞、筒美京平の作曲。街の情景が美しく描かれています。
• - フレンズ: 橋本淳の歌詞と筒美京平のメロディが見事に融合。
• - 12月の雨: 荒井由実によるこの楽曲は、しっとりとした雰囲気が印象的。

B面

• - 愛しのマンドリーノ: 川島なお美自身が作詞を手がけたこの曲は、個人的な感情が表現されています。
• - マイ・キャンディ・ボーイ: 岩沢律の歌詞、古本鉄也のメロディが印象的。
• - バルセロナの夜: 島エリナの作詞・井上鑑の作曲・編曲による幻想的な音楽。
• - ラブ・ソング・ララバイ: 同じく島エリナが作詞し、井上鑑が手がけたこの曲も、ロマンティックな雰囲気が広がります。

まとめ

『ハロー! -NAOMI FIRST-』は、川島なお美の音楽の第一歩として欠かせない作品です。さまざまな作家との共同作業から生まれた楽曲は、それぞれに魅力があり、聴く人を惹きつける力を持っています。このアルバムを通して、彼女の歌唱力や表現力がどのように育まれたのかを感じ取ることができるでしょう。川島なお美は、この作品を皮切りにさらなる音楽の旅へと足を踏み出します。

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