ハロー!ナショナルショウルーム

ハロー!ナショナルショウルーム

『ハロー!ナショナルショウルーム』は、かつてMBSラジオで放送されていたラジオ番組です。番組は、松下電器産業（現在のパナソニック）が提供しており、その名前の通り、大阪・梅田の阪神百貨店にあったナショナルショウルームから公開録音という形式で放送されていました。

概要

番組は、毎週火曜日の夕方に公開録音が行われ、多くの観覧客で賑わいました。ラジオを通じて、最新の家電製品や生活情報を発信するだけでなく、パーソナリティと観客が一体となって楽しめる、参加型の番組として人気を博しました。

歴代パーソナリティ

番組の顔とも言えるパーソナリティは、時代とともに変化していきました。以下に主なパーソナリティの変遷を紹介します。

1975年11月7日 - 198?年?月：角淳一、佐藤良子
198?年?月 - 1984年4月28日：角淳一、たかざわきょうこ
1984年5月5日 - 1984年9月：高石ともや、ザ・ナターシャー・セブン、たかざわきょうこ
1984年10月 - 1984年12月：高石ともや、ザ・ナターシャー・セブン、泰葉
1985年1月 - 1985年3月：高石ともや、泰葉
1985年4月 - 1987年4月11日：やしきたかじん、泰葉
1987年4月18日 - 1989年4月9日：円広志、高倉尚子
1989年4月16日 - 1994年?月?日：桂文珍

特に、やしきたかじんと泰葉のコンビは、当番組以前にもMBSラジオの『ウィークエンド・イングス』で共演しており、息の合った掛け合いで人気を集めました。しかし、ECHOESをゲストに迎えた公開収録では、たかじんがヴォーカルの辻仁成に対する態度に激怒し、収録を中止させるという事件も発生しました。

1987年10月17日放送分からは、『円広志の遊YOUアクセス』と番組名が変更され、1989年4月からは桂文珍がパーソナリティを務め、番組末期には各界の著名人が大学生らに講義を行う『文珍のアクセス塾』というコーナーが設けられました。

テーマ曲

番組のテーマ曲は、ハービー・マンの「High Above The Andes」でした。軽快なメロディが、番組の雰囲気を盛り上げていました。

『ハロー!ナショナルショウルーム』は、時代の変化とともに形を変えながらも、長年にわたって多くのリスナーに愛されたラジオ番組でした。

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