バイオハザード (携帯アプリ)

バイオハザードシリーズの携帯アプリ展開

『バイオハザードシリーズ』は、携帯アプリ向けに多くの作品が展開されています。これには、もともとのゲームからの移植やアレンジ版だけでなく、携帯電話用にオリジナルのストーリーを持つ作品も存在します。初期の作品ではシューティングゲームやミニゲーム要素が強く見られましたが、技術の進歩により、近年では本編に近いクオリティのゲームが多数登場しています。

各キャリアの規制とホラー表現

携帯アプリゲームは、様々なキャリアによって異なる規制が設けられています。このため、ホラー作品である『バイオハザード』らしい描写がやや控えめになることがあります。たとえば、ゲーム内でゾンビに噛まれても出血表現が無かったり、人体の切断描写が省略されたりしています。

ネイティブアプリ作品の紹介

バイオハザード・ゾンビバスター

初期の作品はシューティングゲームで、2001年にリリースされました。キャラクターとしてレオンとクレアが登場し、主に『バイオハザード2』を元にしています。2011年にはグラフィックが向上したリメイク版も登場しました。

バイオハザード・ゾンビシューター

こちらも2001年にリリースされたシューティングゲームで、ゾンビを撃つプレイヤーキャラクターが存在しません。海外では配信されていない作品です。

BIOHAZARD A.T.N

2002年に登場したこのシューティングゲームは、プレイヤーの手元に銃だけが表示されるユニークなインターフェイスを持っており、黎明期の携帯アプリゲームとしては容量に制限がありました。

バイオハザード THE STORIES

2004年に配信された作品は、ポイント制を採用しており、ストーリーやコンテンツを購入する形式で進行します。通信によってCGやイベントデータが取得される新しい形態のゲームです。

BIOHAZARD confidential report

2005年に配信されたこのシミュレーションゲームはオリジナルのストーリーを持ち、主人公の新米警官とFBI捜査官の物語が描かれています。

バイオハザード マーセナリーズVS.

2011年に登場したこの作品は対戦プレイに特化し、最大4人までのオンラインでの協力プレイやシングルマッチが可能です。

ブラウザゲームの進展

'"バイオハザードi SURVIVOR" のようなオリジナルシナリオを特徴とするブラウザゲームも存在し、プレイヤーは選択肢を選ぶことでストーリーを進めていきます。また、「みんなと バイオハザード クランマスター」や「みんなと バイオハザード チームサバイヴ」といったタイトルは、プレイヤーが協力してバイオテロと戦う内容となっています。

ゲーム以外のアプリ

さらに、携帯用のきせかえツールアプリも展開されており、リメイク版のCGやBGMを使用したインターフェイス変更が可能となっています。このように『バイオハザードシリーズ』は携帯アプリの分野でも多彩な作品展開が行われており、ファンにとっては魅力的な選択肢が豊富に揃っています。

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