バクリ大学

バクリ大学

バクリ大学（Bakrie University、略称: UB）は、インドネシアの首都ジャカルタにある私立の総合大学で、教育と研究を重視したカリキュラムを展開しています。この大学は、インドネシアを代表するプリブミ系のコングロマリットであるバクリグループが運営しており、首都の活気ある地域、南ジャカルタ市のクニンガンにキャンパスを構えています。クニンガン地区は、外資系ホテルや商業施設が立ち並ぶ先進的な街であり、国内外の多文化が融合したエリアです。

バクリ大学は、世界大学インパクトランキング2022において、持続可能な開発目標（SDGs）の分野で801位から1000位に位置し、特に変動対策においてはインドネシア国内で堂々の1位を獲得しています。また、質の高い教育においても401位から600位にランキングされており、国内で5位の評価を得ています。

歴史

バクリ大学は、2009年にバクリグループのバクリ教育財団によって設立された新しい私立大学としてスタートしました。この年、インドネシアの高等教育の新たな風をもたらすことを目指して設立され、以来多くの学生に高品質な教育を提供してきました。大学は教育の質を常に向上させるため、最新の教育手法や技術の導入に積極的です。

学科

バクリ大学では、経営学、会計学、コミュニケーション科学、国際関係学、公共政策、環境工学、土木工学、食品科学、産業工学、情報学、情報システムといった幅広い学科があり、現在約4000人の学生が在籍しています。特に経営学にはMBAプログラムも用意されており、オーストラリアのセントラルクイーンズランド大学と提携したダブルディグリープログラムを提供しています。

この大学は、座学だけでなく、実践的な経験を重視した教育を大切にしており、ゲスト講師による特別講座、企業訪問、インターンシップなどを通じて、学生が実社会に即したスキルを身につけることを可能にしています。バクリグループの強力なネットワークを活かし、電気、通信、メディア、不動産等、幅広い業界の250社以上と提携し、学生に豊富なインターンシップ機会を提供しています。

学生交流

また、日本の一流大学との交流も行っており、その他の国からの学生との国際的な環境が学生生活を豊かにしています。参加校には、東北大学、日本大学、立命館大学、大阪工業大学などがあります。

バクリ大学は、現代社会に必要な知識とスキルを持つグローバルな人材を育成することを目指しています。

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