バチェラー・ガール

「バチェラー・ガール」は、1985年7月20日にリリースされた稲垣潤一の9枚目のシングルです。この楽曲は、横浜ゴムの「インテック」CMソングとして使用され、幅広い層に親しまれました。初回プレス盤はカラーレコードで発売され、当時の音楽ファンにとっては貴重なアイテムとなっています。

このシングルの特徴は、豪華な制作陣にもあります。作詞は数々のヒット曲を手がけた松本隆が担当し、作曲は日本のポップス界を代表する大瀧詠一が手がけました。編曲は井上鑑が担当し、洗練されたサウンドに仕上がっています。

「バチェラー・ガール」は、稲垣潤一の6枚目のオリジナル・アルバム『REALISTIC』にも収録されています。アルバム収録にあたっては、ボーカルの録り直しやバックトラックの編集・リミックスが行われ、シングルとは異なる魅力を持ったバージョンとして楽しむことができます。

また、作曲者である大瀧詠一自身も、1985年6月1日にアルバム「B-EACH TIME L-ONG」で「バチェラー・ガール」をセルフカバーしています。大瀧詠一バージョンは、稲垣潤一バージョンとは異なるアレンジで、楽曲の新たな魅力を引き出しています。

シングルのB面には、「愛は腕の中で」が収録されています。作詞は秋元康、作曲は林哲司、編曲は松任谷正隆が担当し、A面とは異なる雰囲気のラブソングとなっています。

「バチェラー・ガール」は、稲垣潤一の代表曲の一つとして、現在も多くのファンに愛されています。松本隆の叙情的な歌詞、大瀧詠一の美しいメロディー、そして稲垣潤一の透明感のある歌声が融合した、時代を超えて愛される名曲です。

収録曲

SIDE A
バチェラー・ガール
作詞：松本隆
作曲：大瀧詠一
編曲：井上鑑

SIDE B
愛は腕の中で
作詞：秋元康
作曲：林哲司
編曲：松任谷正隆

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