バッバ・トンプソン

レスリー・A・"バッバ"・トンプソンのプロフィール

レスリー・A・"バッバ"・トンプソン（Leslie A. "Bubba" Thompson、1998年6月9日生まれ）は、フロリダ州ジャクソンビル出身のプロ野球選手で、主に外野手として活躍しています。彼は右投げ右打ちの選手で、現在はメジャーリーグベースボール（MLB）のシンシナティ・レッズに所属しています。

経歴

プロ入りとレンジャーズ時代

トンプソンは、2017年のMLBドラフトでテキサス・レンジャーズから全体26位で指名された後、契約を結びました。プロキャリアのスタートはルーキー級のアリゾナ・コンプレックスリーグ・レンジャーズで、30試合出場し、打率.257、3本塁打、12打点、5盗塁という成績を収めました。

2018年にはA級ヒッコリー・クロウダッズに昇格し、84試合で打率.289、8本塁打、42打点、特に32盗塁を記録しました。しかし、2019年はA+級ダウンイースト・ウッドダックスでの開幕早々に左手を骨折し、シーズンの大部分を負傷者リストで過ごしました。この年は57試合に出場し、打率.178、5本塁打、21打点、12盗塁の成績に留まりました。

2020年はマイナーリーグのシーズンが新型コロナウイルスの影響で中止となり、公式戦に出場することができませんでした。2021年にはAA級フリスコ・ラフライダーズで104試合に出場し、打率.275、16本塁打、52打点、25盗塁を達成しました。

メジャーデビュー

2022年にはAAA級ラウンドロック・エクスプレスでスタートし、80試合で打率.304、13本塁打、48打点、驚異の49盗塁を記録。これにより8月4日にメジャー契約を結び、シカゴ・ホワイトソックス戦で「9番・左翼手」としてスタメン出場し、メジャーデビューを果たしました。同年8月30日にはヒューストン・アストロズ戦でメジャー初本塁打を放つなど、シーズン終了までに55試合に出場し、打率.265、1本塁打、9打点、18盗塁（成功率85.71%）を記録しました。

2023年以降の成績

しかし2023年には37試合に出場したものの、打率.170、4打点、4盗塁と不振に陥り、6月にはマイナーに降格され、8月11日にはDFA（指名解除）となりました。その後、カンザスシティ・ロイヤルズに移籍し、AAA級オマハ・ストームチェイサーズで33試合に出場し、打率.259、4本塁打、17打点、11盗塁を記録します。

続いて2023年10月にはシンシナティ・レッズに移籍したものの、12月にはDFAとなりました。2024年にはウェイバー公示を経てニューヨーク・ヤンキースに移籍し、再びDFAとなるなど、波乱のキャリアを送っています。1月24日にはミネソタ・ツインズに移籍した後、さらにレッズに戻ると、最終的にはAA級チャタヌーガ・ルックアウツに送られました。開幕後は17試合に出場しましたが、打率.111という苦しい成績で、5月23日にDFAとなりました。

詳細情報

トンプソンの背番号は、2022年が65、2023年が8、2024年が12というように、各年で異なる番号が与えられています。彼の今後の活躍に期待が寄せられています。

もう一度検索