バニーガール向上委員会

バニーガール向上委員会の概要

バニーガール向上委員会（バニーガールこうじょういいんかい）は、2001年に設立された団体で、ウサギのコスチュームを愛好するグラビアアイドルやレースクイーンたちが集まっています。このユニットは鈴々木保香をリーダーに据え、以来多くのメンバーが加入しましたが、入れ替わりが激しく、初代会長である鈴々木も2016年に活動を終えました。

結成から現在までの歩み

2001年、鈴々木保香、須田真奈美、岡田文栄が中心となり設立されたこの委員会は、設立当初からスカパー371で「バニーガール向上委員会」という番組を放送し、バニーガールという文化の普及に努めました。彼女たちは定期的に活動し、初期メンバーと共にファンを獲得していきましたが、2003年から2005年にかけて多くの初期メンバーが脱退したため、一時活動が低調になりました。

しかし、2007年からは新しいモデルやコスプレイヤーの加入を促進し、撮影会やオフ会といったファンとの交流イベントを多数実施することで再び活性化しました。2011年には結成10周年を迎え、さらなる成長を見せました。

2012年7月には、ひたちなか海浜鉄道とのコラボ企画で「バニートレイン」を運行し、特に注目を集めました。その後も2014年にはテレビ東京の特集番組に登場し、会長代行の森隆彦が取材を受け、話題となりました。

メンバー加入の条件

メンバーとなる条件は、18歳以上の女性であり、バニーガールに憧れる気持ちを持つことが求められています。また、各種イベントに参加し、大勢の観衆の前でバニーガールの衣装を着て活動する意思が必要です。プロ・アマの区別はなく、所属事務所にも制限は設けられていません。

バニーガールコスチュームの特長

この委員会では、オリジナルのバニーコートと燕尾ジャケットを含むコスチュームの販売およびレンタルも行っています。特に、デザインには独特の工夫が施されています。バニーガールコスチュームは、より立体感が生まれるように「12枚接ぎ」の技術が採用され、シワが生じないように「マジック縫製」と呼ばれる方法で制作されています。

さらに、サテンストレッチの生地を使用し、着用時にスリム感が感じられるようにレオタードにボーンを仕込むことで、バランスの取れた美しいシルエットが形成されています。コスト面でも業界最安値を追求し、中華人民共和国の工場で生産を行い、日本製の生地と日本人スタッフによる高品質を保っています。

撮影会の開催

年に数回、不定期で撮影会が行われます。これらのイベントは東京芸能企画によって主催され、詳細は公式ホームページで発表されます。特に2020年の撮影会では、過去最多の5人のバニーガールが参加し、多くのファンに喜ばれました。

現在のメンバー

バニーガール向上委員会には、星那美月やトロたん、あへこ（虹村かんな）など、個性豊かなメンバーが所属しています。彼女たちの活動を通じて、バニーガール文化は今なお広がりを見せています。過去には多くの著名メンバーも在籍しており、鈴々木保香や須田真奈美などの名は、多くのファンに親しまれています。彼女たちの活動や新メンバーの加入により、今後もこの文化が継続していくことでしょう。

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