鈴々木保香

鈴々木保香：マルチな才能で時代を彩った女性

鈴々木保香さんは、岩手県出身のマルチな才能を持つ女性です。元レースクイーン、グラビアアイドル、女優、ネットアイドルとしての活動を経て、現在は歌手として活動しています。その経歴は実に多岐に渡り、ウェブデザイナー、カメラマン、整体師、プログラマーといった多彩な経験も積んでいます。さらに、特技として火炎放射を挙げられるほど、アクションにも造詣が深く、過去にはアクションチームに所属し、空手やITFテコンドーも習得しています。

1998年からネットアイドルとして活動を開始し、MICHIKOらと共にネットアイドルブームを牽引したパイオニア的存在でもあります。当時から「レースクイーンで一番パソコンが詳しい人」として知られ、パソコン修理の様子をブログにアップロードするなど、その技術力の高さを示していました。

女優としては、フジテレビのドラマに多数出演。 『水曜日の情事』、『プラトニック・セックス-娘の叫び! 親の涙…そして親子の闘いが始まる-』、『薔薇の十字架』、『ウエディングプランナー SWEETデリバリー』、『人にやさしく』、『ホーム&アウェイ』、『いつもふたりで』、『ムコ殿』、『できちゃった結婚』など、幅広い役柄をこなしました。映画『PRECIOUS STONE』(2013年)では、桜木綾乃の母役を演じています。バラエティ番組への出演も多数あり、『とんねるずのみなさんのおかげでした』、『超V.I.P.』、『アルテミッシュNIGHT』、『キャイ〜ン・寛平の女神のハート』、『欽ちゃんの第46回全日本仮装大賞』、『ワンダフル』、『ウンナンｖｓモーニング娘。激突！視聴率獲得サバイバル　生でハッスル挑戦テレビ』などに出演し、その存在感を示しました。CMにも出演し、『サッポロ樽生仕立』や『ミニストップ』のCMに出演しています。また、コナミデジタルエンタテインメントの玩具『テレしばい』ではお母さん役を演じています。

歌手活動においては、2011年にアーティスト名「やすか」として1stシングル「Stars and Nocturnes」を発表。同曲は映画『雑踏の十字架-真夏の陰謀-』のエンディングテーマおよび挿入歌として使用され、ミュージックビデオは湘南乃風やSpontaniaのPVを手掛けた平野康祐監督が監修しました。

コスプレイヤーとしても活動しており、「鈴女」という名前を使用していました。中でもバニーガールへの造詣が深く、バニーガールのコスプレ愛好者で作るユニット「バニーガール向上委員会」の初代会長に就任。自ら企画・監修したハイレグのバニーガール衣装「YASUKA SUZUKI」を発売し、会長引退後も「ジェイバニーブランド」として発売されています。

写真集も複数出版しており、『EXCELLENT ELEGANT』(マインド出版)、『NETIDOL』(ジャストシステム出版部)、『TouchMe プレミアム☆バニーガール』(イースト・プレス)、『AS BUNNY: Yasuka Suzuki self produce & portrait』(ハンドサム)などを発表しています。

2016年7月29日、自身のブログにて芸能界からの引退を発表しました。しかし、その多様な才能と経験は、多くのファンに記憶され続けています。現在も公式ウェブサイト、ブログ、SNSなどを積極的に活用し、ファンと交流を続けているようです。 『北斗の拳』の熱狂的なファンとしても知られており、理想の男性像をケンシロウに例えていることからも、その個性豊かな一面を垣間見ることができます。

もう一度検索