バリ島珍道中

バリ島珍道中 (1952年の映画)

『バリ島珍道中』（原題: Road to Bali）は、1952年に公開されたアメリカ合衆国のコメディ[[映画]]であり、「珍道中シリーズ」の第6作にあたります。ビング・クロスビー、ボブ・ホープ、ドロシー・ラムーアという豪華スターが共演し、監督はハル・ウォーカーが務めました。シリーズの中で唯一、全編テクニカラーで撮影されている点が特徴です。

あらすじ

物語は、オーストラリアのメルボルンに滞在していた旅芸人のジョージ・コクランとハロルド・グライドリーが、現地での結婚の危機から逃れるため、ポート・ダーウィンへと向かう場面から始まります。一方、ヴァツ島沖に沈む宝を探していた小国の王子ケン・アロクは潜水夫を募集しており、ジョージとハロルドはこれに応募することに。

ヴァツ島に到着した二人は、美しいララ王女にたちまち心を奪われます。しかし、ケン王子がララ王女から宝を奪おうとしていることを知り、二人は王女に協力することを決意。宝の回収作戦では、ハロルドが潜水夫として活躍します。ハロルドが宝を手に入れたのも束の間、アロク王子が彼らを脅し、宝を奪おうとしますが、ジョージとハロルドの機転によって王子を出し抜き、船を奪い返すことに成功します。その後、三人はバリ島を目指しますが、漂流の末、別の島にたどり着き、様々な騒動を巻き起こしながらも、最終的には島からの脱出を試みます。

キャスト

ジョージ・コクラン: ビング・クロスビー（日本語吹替: 勝田久）
ハロルド・グライドリー: ボブ・ホープ（日本語吹替: 柳沢真一）
ララ王女: ドロシー・ラムーア（日本語吹替: 北里深雪）
ケン王子: マービン・バイ
ガン: ピーター・コー
ボマ・ダ: ラルフ・ムーディ
ラマヤナ王: レオン・アスキン

カメオ出演:

ジェーン・ラッセル
ハンフリー・ボガート
キャロリン・ジョーンズ
底抜けコンビ（ディーン・マーティン、ジェリー・ルイス）
マイケル・アンサラ
ボブ・クロスビー（ビング・クロスビーの弟）

スタッフ

監督: ハル・ウォーカー
製作: ハリー・テュージェンド
脚本: フランク・バトラー、ハル・カンター、ウィリアム・モロー
撮影: ジョージ・バーンズ
音楽: ジョセフ・J・リリー

外部リンク

バリ島珍道中 - allcinema
バリ島珍道中 - KINENOTE
Road to Bali - IMDb（英語）
Road to Bali - Rotten Tomatoes（英語）
Road to Bali - TCM Movie Database（英語）
Road to Bali - オールムービー（英語）
* Road to Bali - American Film Institute Catalog（英語）

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