バーンワー駅

バーンワー駅の概要

バーンワー駅（タイ語: สถานีบางหว้า）は、タイのバンコク都パーシーチャルーン区に位置する交通の要所です。バンコク・スカイトレイン（BTS）とバンコク・メトロ（MRT）の両方に接続し、近隣地域からのアクセスを便利にしています。駅は高架式で、ラチャプルック通りとペチャカセム通りの交差点に設けられています。

歴史的背景

スカイトレイン

バーンワー駅は2013年12月5日にシーロム線の延伸によって開業しました。この延伸により、ウォンウィアン・ヤイ駅からの距離に関係なく15バーツでアクセスできるようになりました。駅番号は「S12」で、列車は到着後に乗客を降ろし、発車準備の際に停車・転線を行います。将来的にはさらなる延伸が計画されていますが、現在のところ新たな開業予定はありません。

メトロ

一方で、バーンワー駅のバンコク・メトロは2019年8月24日にブルーラインの延伸によって暫定的に開業し、その後9月29日に正式に運賃の徴収を開始しました。この際、駅番号は「BL34」となっています。メトロはスカイトレインの上を交差する形で設置されており、地上4階にホームが配置されています。

駅の構造

バーンワー駅は高架式の4層構造を持っており、地上2階にはスカイトレインとメトロの改札口があります。南と北の改札口があり、それぞれの改札口には公衆トイレも完備されています。スカイトレインからメトロへの乗り換えは、南改札口から連絡コンコースを通って行う必要があります。なお、北改札口からは直接メトロへのアクセスがないため、乗り換え時には注意が必要です。

駅階層

1. 地上2階: スカイトレイン・メトロの改札口、コンコース
2. 地上3階: スカイトレインのホーム
3. 地上4階: メトロのホーム

周辺のアクセス

バーンワー駅周辺にはパーシーチャルーン運河が流れており、かつては社会的実証試験として水上バスが運行されていました。駅付近にはバーンワー桟橋があり、鉄道との連絡拠点として機能しています。周辺にはサイアム大学があり、学生や地域住民にとっても利用しやすい交通機関となっています。

まとめ

バーンワー駅は、バンコクの交通網において重要な役割を果たしており、スカイトレインとメトロの接続により地域の利便性を大幅に向上させています。今後の発展も期待されているこの駅は、バンコクを訪れる人々にとって不可欠な交通拠点です。

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