パイオニア (パチスロ)

株式会社パイオニアは、大阪府東大阪市に本社を置く、パチスロ機を製造するメーカーです。

概要

特に沖スロにおいては、その代表的なメーカーとして知られています。パイオニアの特徴は、販売する機種のほとんどが、告知ランプとリールのみで構成されたシンプルなゲーム性の「Aタイプ」であることです。創業から現在に至るまで、タイアップ機種や液晶を搭載した機種を一切開発していない、数少ないメーカーの一つです。

パチスロ・ハナハナの日

パイオニアは、自社の人気パチスロ機「ハナハナ」シリーズをPRするために、8月7日を「パチスロ・ハナハナの日」として制定しました。日付は、「ハナハナ」と読める語呂合わせと、機種のイメージが夏であることに由来します。「ハナハナ」という名称は、沖縄の言葉で「乾杯」を意味する言葉から取られています。

ハイビスカスの商標登録

「ハナハナ」シリーズをはじめとするパイオニアの沖スロ機で告知ランプとして使用されているハイビスカス図柄について、2020年に商標登録が認められました。これにより、パイオニアは他のメーカーに対し、ハイビスカスをモチーフとした遊技機を製造した場合、自社の商標権に抵触する可能性があると発表しました。実際に、2021年に三洋物産が発売した「Pスーパー海物語 IN 沖縄5」では、宣伝資料等において「パイオニアとの合意に基づきハイビスカス図柄を使用しています」と明記されています。

沿革

1970年 - 創業
1989年 - 東京営業所開設
1997年 - 本社新社屋完成
2001年 - 淡路島研修センター完成
2002年 - 物流センター完成
2004年 - 淡路工場完成
2008年6月8日 - 「パチスロ・ハナハナの日」が日本記念日協会に認定

発売機種

3号機以前（主要機種）

1985年 - フォーチュンワン（1号機）
1988年 - スーパーセブン（2号機）
1990年 - ムサシ（3号機）

4号機（主要機種）

1994年 - シティーボーイ2
1995年 - ミリオンシティーEX、パラディー
1996年 - ミステリオ・ウノ
1997年 - シオサイ-30、ベジタンV
1998年 - アバロンD（初のCT機）、スカイステーションDX
1999年 - ローズフラッシュ、キンバリー-30
2000年 - ハイハイシオサイ-30
2001年 - オアシス、ハナハナ-30
2002年 - シオラー-30、ビッグシオ-30（初のストック機）
2003年 - スーパーハナハナ-30、オアーゼ
2004年 - スーパーシオ-30、魔法のハイビスカス
2005年 - ビッグシオ・ジェンヌ-30

5号機

5.5号機・5.9号機

6号機

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