パナギオティス・ギオニス

パナギオティス・ギオニス（Panagiotis Gionis、1980年1月7日 - ）は、ギリシャを代表する卓球選手です。TリーグのT.T彩たまに所属していました。愛称はギオ。アテネ在住で、歯科医師としても活動しています。2019年9月時点の世界ランキングは36位でした。

略歴

1996年のバルカン選手権で男子ダブルス優勝という華々しいデビューを飾って以来、数々の国際大会に出場しています。2004年には、ITTFプロツアーのエジプト・カイロ大会で男子ダブルスベスト4、ポーランド・ワルシャワ大会で男子ダブルス準優勝という成績を残しました。

世界選手権には、1997年のマンチェスター大会から2009年の横浜大会まで11大会連続出場。2005年の上海大会では男子シングルスでプリモラッツ、吉田海偉を破り3回戦に進出。2009年の横浜大会では荘智淵などを破り4回戦に進出し、ベスト16入りを果たしました。

オリンピックには、2004年のアテネ大会、2008年の北京大会、2012年のロンドン大会、2016年のリオデジャネイロ大会に出場しています。

2019年9月には、T.T彩たまと契約し、Tリーグに参戦しました。

プレースタイル

右シェーク裏粒カット主戦型というプレースタイルです。バックハンドでのサービスは裏ソフトと粒高を巧みに使い分け、バックカットで回転に変化をつけ、フォア側に来たボールをフォアハンドドライブで仕留めます。

腕っぷしの強さと恵まれた体格を活かした粒高での切れ味鋭いバックカットと、クレアンガを彷彿とさせるフルスイングから繰り出される、相手コートで伸びるような強烈なフォアハンドドライブが持ち味です。

主な戦績

1996年
バルカン選手権 男子ダブルス優勝
ヨーロッパユース選手権 ジュニアの部 混合ダブルス優勝
2004年
ITTFプロツアー・エジプトオープン 男子ダブルス ベスト4
ITTFプロツアー・ポーランドオープン 男子ダブルス準優勝
2005年
ITTFプロツアー・ロシアオープン 男子ダブルス ベスト8
ITTFプロツアー・スウェーデンオープン 男子ダブルス ベスト4
2006年
ITTFプロツアー・スロベニアオープン 男子ダブルス ベスト8
2007年
ヨーロッパ選手権ベオグラード大会 男子シングルス ベスト16
2009年
第50回世界選手権横浜大会 男子シングルス ベスト16
2013年
* ヨーロッパ選手権シュヴェヒャート大会 男子シングルス3位

人物

歯科医師という一面も持っています。趣味は映画鑑賞とフットサルです。

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