パナソニック インパルス

パナソニック インパルス

パナソニック インパルスは、大阪府門真市を本拠地とするアメリカンフットボールの実業団チームです。チームはXリーグの1部、X1 Superに所属しており、特に強豪チームとして知られています。

概要

このチームは1974年に「松下電工インパルス」として設立されました。設立から数年で日本社会人リーグに加盟し、チーム名の「インパルス」は、フットボール界と社内に衝撃を与えることを目的としたものです。チームカラーはブルー、ブラック、イエローであり、マスコットキャラクターは背番号06を持つカンガルーのメイビー君です。その正式名称は「ウィン・ザ・メイビー」となっています。

チームはこれまでに18回の地区優勝を達成しており、これは史上最多の記録です。1995年には初めて日本一の栄冠に輝きました。

歴史

創設から1995年まで

1974年の創立以来、インパルスは日本社会人リーグにおいて急速に成長しました。1976年にはリーグへの初出場を果たし、翌年にはAブロックに昇格。1978年には関西学院大学を打破し、西日本制覇を達成しました。

1980年代には関西社会人リーグで4連覇を達成し、1987年から1990年にかけての4年間には西日本カンファレンスでの連続優勝も果たしました。1990年にはチーム初の日本一となる快挙をなし遂げ、その後1994年に再びライスボウルで優勝しました。

1996年から2007年

1996年には日本社会人リーグがXリーグに改称され、構成が大きくさまざまな変化を迎えました。チームはこの期間中、1999年を除いて東京スーパーボウルに出場しましたが、勝利を得ることはできませんでした。しかし、2004年には立命館大学に勝利し、10年ぶりに日本一の地位を獲得。2007年には関西学院大学に勝ち、再び日本一のタイトルを取得しました。

2008年から2018年

2008年にはチーム名が「パナソニック電工インパルス」に変更され、「パナソニック インパルス」となるのは2011年のことです。この時期もチームはジャパンXボウルにおいて2回の優勝を果たし、ライスボウルでも成功を収めました。特に2015年のライスボウルでは、7年ぶりの優勝を果たしました。

2019年から現在

2019年から、新たに設立されたX1 Superに所属し、熱戦を繰り広げています。2021年には全勝でレギュラーシーズンを終え、富士通フロンティアーズとライスボウルで再び対戦しましたが、敗北を喫しています。

2022年にはディビジョン制に移行し、インパルスはディビジョンAに属します。レギュラーシーズンを全勝で終え、ポストシーズンにおいても好成績を収めつつ、ライスボウルへの道を歩んでいますが、日本一のタイトルは未だ手にしていません。

タイトル

• - 東京スーパーボウル: 優勝3回（1990, 1994-1995）
• - ジャパンXボウル: 優勝4回（2004, 2007-2008, 2015）
• - ライスボウル: 準優勝3回（2021, 2022, 2023）

このように、パナソニック インパルスは確かな実績を持つチームであり、今後の更なる活躍が期待されています。

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