パナソニックEWネットワークス

パナソニックEWネットワークス株式会社

企業概要

パナソニックEWネットワークス株式会社は、東京都港区に本社を構え、スイッチングハブの製造・販売やネットワークインテグレーションを行う企業です。1989年に設立され、当初は松下電工とアンガマン・バスの合弁企業として始まりました。その目的は、米国のUngermann-Bass株式会社のネットワーク機器を国内で製造することでした。社名は、同社の開発したルーティングプロトコル、UB Net/Oneに由来しています。

設立当初は、合弁企業という特徴を持っていましたが、アンガマン・バスが日本から撤退した後は、自社でL3/L2スイッチの開発・販売を行うようになり、ネットワーク機器メーカーとしての地位を確立しました。それに加えて、ネットワークインテグレーターとしての機能も兼ね備え、セキュリティインテグレーションに関わる事業展開を行っています。また、エンジニアリング体制も構築しており、設計から施工に至るまで一貫して手がけることが可能です。

最近では、東京本社において「ライブオフィス」と称したオフィス全体をショールームにした取り組みを行い、実際の運用環境を体感できるスペースを提供しています。これにより、クライアントや来訪者に向けて自社の技術を直接的にアピールすることが可能となっています。

沿革

企業の歴史を振り返ると、1989年12月に松下ネットワン株式会社として設立されたことが始まりです。その後、1996年12月には松下電工の100%子会社として位置づけられ、社名を松下ネットワークオペレーションズ株式会社へと変更しました。この時期に、初めてMNOブランドのLAN機器事業をスタートし、様々な製品を市場に送り出しました。

さらに2005年6月には東京本社でのライブオフィスを公開し、技術の実演とともにビジネス環境の新たな形を示しました。2008年10月には、パナソニックグループのブランド統一方針に従い、商号をパナソニック電工ネットワークス株式会社に変更しました。

2012年1月のグループ再編後にはパナソニックの子会社となり、名称をパナソニックESネットワークス株式会社に変更し、さらなる発展を目指しました。この期間を経て、2019年4月にはパナソニックLSネットワークス株式会社と、2022年4月には現在のパナソニックEWネットワークス株式会社に改称されています。

まとめ

パナソニックEWネットワークス株式会社は、スイッチングハブ事業やネットワークインテグレーションを手掛ける企業として、長い歴史を有し、確固たる地位を築いています。顧客のニーズに応じた技術提供と、エンジニアリングを通じたサービス展開に力を入れることで、多様なビジネス環境に対応しています。今後も、技術の革新とともに、さらなる成長が期待されます。

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