パピヨン〜papillon〜

パピヨン 〜papillon〜

島谷ひとみの3枚目のシングル『パピヨン 〜papillon〜』は、2001年2月7日にavex traxから発売されました。この楽曲は、ジャネット・ジャクソンの「ダズント・リアリー・マター」のカバーであり、オリジナルの英語の歌詞とは異なり、日本語詞はアジア思想に焦点を当てています。この為、独自の文化的要素を持ちつつ、新たな魅力を引き出しています。

リリース後の2001年6月、島谷ひとみのデビューアルバム『PAPILLON』に収録され、アルバムの中心的な曲としても位置づけられています。楽曲の制作過程においては、ジャネット側から歌詞がオリジナルのイメージと異なるとして、CDの発売中止を求められたという興味深いエピソードもあります。しかし、実際に楽曲を聴いたジャネットは、そのアジア風のアレンジに感銘を受け、「新たな一面を見た」としてリリースを許可したのです。このような経緯から、本楽曲はただのカバー曲にとどまらず、独自の作品としての価値を持つこととなりました。

『パピヨン 〜papillon〜』の初回限定盤には、「eastern butterfly」と題されたバージョンや、後にリリースされた10枚目のシングル「赤い砂漠の伝説」の「ヴォイス・ハーモニー・ヴァージョン」などが収録されています。また、本楽曲は次作の「市場に行こう」と共にアナログカットもされており、音楽ファンにとっては貴重なアイテムとなっています。

さらに、日本テレビ系の音楽番組『FUN』とのタイアップもあり、コンピレーション・アルバム『FUN FUN'S RECOMMEND 〜MUSIC & VISUAL Selection〜』には、本楽曲のオリジナルビデオ・クリップも収録されています。このように、『パピヨン 〜papillon〜』はその音楽的・視覚的要素が組み合わさり、多くのリスナーに愛され続けています。

収録曲

1. パピヨン 〜papillon〜

• - 作詞・作曲: Janet Jackson, James Harris III, Terry Lewis
• - 日本語詞: 康珍化
• - 編曲: 大槻“KALTA”英宣、上野圭市
• - タイアップ: 日本テレビ系『FUN』FUN'S RECOMMEND #015

2. Boys don't cry

• - 作詞: 野宮ユリエ
• - 作曲: 長岡成貢
• - 編曲: 明石昌夫

3. パピヨン 〜papillon〜 (Instrumental)

4. Boys don't cry (Instrumental)

また、島谷ひとみは2001年6月27日に、アナログシングル『パピヨン 〜papillon〜／市場に行こう』をリリースしました。このアナログ盤には、パピヨンの異なるバージョンや、他の楽曲が収められています。確かな音楽を感じられるこの作品群は、彼女のアーティストとしての魅力をさらに引き立てるものとなっています。

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