パラノーマル・アクティビティ2

『パラノーマル・アクティビティ2』（原題: Paranormal Activity 2）は、2010年にアメリカで製作されたホラー映画であり、2009年に公開され、世界中で大ヒットを記録した『パラノーマル・アクティビティ』の続編にあたります。しかし、物語としては前作以前に起こった出来事を描いた前日譚となっています。

ストーリー

物語は、クリスティとダニエル夫妻が自宅に帰るところから始まります。家の中は荒らされており、物が盗まれた形跡がありました。しかし、無くなっていたのはクリスティの姉であるケイティからプレゼントされたペンダントのみ。不審に思ったダニエルは、防犯のために家中に監視カメラを設置します。その日から、クリスティの身の回りで次々と不可解な現象が発生するようになります。クリスティは悪魔の仕業だと恐れますが、ダニエルは全く取り合おうとしません。しかし、次第にクリスティは悪魔に取り憑かれたかのように異常な行動を取り始めます。ダニエルは事態を重く見て、悪魔の存在を信じざるを得なくなります。そして、悪魔祓いの儀式を行い、クリスティに取り憑いた悪魔を、肉親であるケイティに移動させることを決意します。この決断が、更なる恐怖を呼び込むことになるとは、知る由もありませんでした。

キャストと製作

本作の製作においては、パラマウント・ピクチャーズとドリームワークスが協力し、マイケル・R・ペリーが脚本を担当しました。前作で脚本と監督を務めたオーレン・ペリは、今回は製作に専念しています。当初、監督には『ソウ6』（2009年）のケヴィン・グルタートが予定されていましたが、『ソウ ザ・ファイナル 3D』の監督を依頼されたため降板。代わりにトッド・ウィリアムズが監督を務めることになりました。撮影は2010年5月に開始されました。

公開

本作の予告編は、2010年6月30日に公開された『エクリプス/トワイライト・サーガ|エクリプス_トワイライト・サーガ』で初めて上映されました。世界最速公開は2010年10月20日のフランスであり、製作国であるアメリカ合衆国ではその2日後の22日に公開されました。日本では、2011年2月11日に公開され、配給は前作のプレシディオからパラマウント・ピクチャーズに変更されました。

関連作品

パラノーマル・アクティビティ - アメリカ版1作目
パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT - 日本版続編
パラノーマル・アクティビティ3 - アメリカ版続編
パラノーマル・アクティビティ4 - アメリカ版続編


『パラノーマル・アクティビティ2』は、POV（主観映像）形式で描かれる、リアルな恐怖演出が特徴です。前作同様、観客はあたかも実際に起こっているかのような臨場感を味わうことができます。ぜひ、体験してください。

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