パンピーの法則

パンピーの法則

『パンピーの法則』は、お笑いコンビ・アンタッチャブルが司会を務めたクイズバラエティ番組です。関西テレビで2005年にスタートし、深夜帯の特別番組として放送されました。番組は、1万人の大規模アンケートの結果を基に、一般の人々の行動や考え方を予測するという斬新な内容が特徴でした。

番組の変遷

• - 2005年3月27日・8月6日： 関西テレビにて深夜に特別番組として放送開始。
• - 2006年8月5日： 「パンピーの法則III」としてリニューアル。新コーナーが追加され、対戦形式に。放送時間帯も深夜から昼へと移行しました。
• - 2006年12月10日： 「パンピーの法則IV」として、フジテレビ系全国ネットで放送。「毎日、フツーの顔して生きてる皆様へ。」というサブタイトルが付きました。

アンケート内容

番組の核となるアンケート調査は、楽天リサーチの協力を得て実施されました。対象は、10代から60代までの男女計10,000人（男性5,000人、女性5,000人）です。各世代で均等な人数が選ばれ、幅広い年齢層の意見が反映されるように配慮されています。

アンケートの質問内容は、「お風呂で用を足した事があるか」「他人の子供を叱った事があるか」「親友と呼べる人がいないか」など、日常的な行動や考え方に関する様々な質問が用意されました。回答形式はYES・NOが基本ですが、一部例外的な質問も存在します。また、男性のみ、女性のみに出題される質問もあり、男女間の意識の違いを探る要素も含まれていました。

出演者

司会

• - アンタッチャブル

- 柴田英嗣（司会）
- 山崎弘也（パネラー）

• - 藤本景子（関西テレビアナウンサー、進行）

パネラー

• - 円広志
• - モンキッキー
• - 光浦靖子
• - ほしのあき

パンピーの法則III出演者

• - 桂ざこば
• - 西川史子
• - 大沢あかね
• - 古瀬絵理
• - KABA.ちゃん
• - ふかわりょう

パンピーの法則IV出演者

• - 関根勤
• - 叶恭子
• - 叶美香
• - 劇団ひとり
• - 大沢あかね

ルール（パンピーの法則IV）

「パンピーの法則IV」では、レギュラーチーム（山崎、円、光浦、モンキッキー）と、イケてる芸能人チーム（関根、叶姉妹、劇団ひとり、大沢）が対戦する形式で、4対4のチーム対抗戦が繰り広げられました。

ゲームの流れ

1. カテゴリー選択： 各チームは、最初に4つのカテゴリーの中から1つを選択します。
2. 質問選択： 選んだカテゴリーから出題される5つの質問を、1人1問ずつ順番に選択。
3. ポイント： 各質問に対し、YESと答えた人の割合が前の人より下回れば10点獲得。上回るとその時点で終了です。1人目10点、2人目20点、3人目30点、4人目（パーフェクト）40点です。
4. ヒントVTR: 一度だけ、質問に関するヒントVTR（関連質問の結果や芸能人の予想など）を見ることが可能。

倍×2ゲーム 勝負パンピー

• - 出演者のイメージに関するアンケートから質問を選択し、YESと答えた割合を両チームが予想します。
• - 10%分の幅があるメーターを動かし、範囲を解答します。同時に手持ちの得点を10点単位で賭けます。
• - 予想が範囲内であれば賭け点が2倍になりますが、外れた場合は没収されます。

アブさんのコーナー

• - 10,000人の中で1人しか答えなかった最下位意見（番組では「アブさん」と呼ぶ）を紹介するコーナーです。

スタッフ

• - 構成：佐久間貴司、野口勉
• - AD：久後裕史、竹口晶子
• - ディレクター：河西秀幸（KTV）、宮内宏輔（クラッチ.）、上瀧孝博（BOY'S）、丹羽弘二（エックスワン）
• - 演出：佐野拓水（KTV）
• - プロデューサー：小川悦司（KTV）
• - 技術協力：共同テレビジョン、FLT、ウエストワン、イングス、テレコープ、インフォルメ
• - 美術協力：フジアール
• - 収録スタジオ：関西テレビ第2スタジオ（初回～第3回）、レモンスタジオ（第4回）
• - 制作協力：クラッチ.、BOY'S、エックスワン

外部リンク

• - 関西テレビプレスリリース

この番組は、一般の人々の意外な一面を浮き彫りにし、視聴者に共感や驚きを提供しました。アンタッチャブルの軽快な司会と、バラエティ豊かな出演者たちが番組を盛り上げました。

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