ビオレント・ジャック

ビオレント・ジャックは、1989年8月21日生まれ、メキシコ・タバスコ州出身のプロレスラーです。そのスタイルは、メキシコ人レスラーにイメージされがちなルチャリブレのような空中殺法ではなく、パワフルなファイトを得意とするデスマッチレスラーとして知られています。

経歴

10代前半から、同級生のアエロボーイらとバックヤードスタイルのプロレスを始め、その後はハードコアを中心とする団体であるDTUなどで活動していました。

2012年12月には、プロレスリングFREEDOMS「葛西純プロデュース興行 Blood X'mas2012」にアエロボーイとともに初来日を果たします。

2016年7月13日、FREEDOMS後楽園ホール大会において、葛西純を破りKING of FREEDOM WORLD王座を獲得し、その名を日本のプロレスファンに強く印象付けました。

2021年には、ヴァンベール・ネグロが立ち上げたMY WAYとの「FREEDOMS対MYWAY団体対抗戦」で、16歳の甥っ子がメキシコでプロレスラーとなったことを報告。同日対戦相手を務めたユーセー☆エストレージャー（16歳）に、いつか自分の甥っ子と戦ってほしいとのマイクアピールを行いました。

現在(2024年)は、一年の大半を日本で生活し、FREEDOMSのシリーズにフル参戦しています。

人物

日本語が非常に堪能であり、日常会話や読み書きを難なくこなせるほどです。その親しみやすい人柄も、日本のファンに愛される理由の一つでしょう。

大のカレーライス好きであり、自身がプロデュースしたレトルトカレーが発売されたこともあります。プロレスラーとしての活躍だけでなく、その個性的なキャラクターも注目されています。

得意技

パッケージ・パイルドライバー
アマトゥラン
みちのくドライバーII
メキシカンストレッチ
スワントーンボム
フロッグスプラッシュ

タイトル歴

プロレスリングFREEDOMS
KING of FREEDOM WORLD王座: 3回（第7代、第9代、第13代）
KFCタッグ王座: 3回　(第14代・第15代・第16代）パートナーは正岡大介→正岡大介→マンモス佐々木
DTU
DTUエクストリームチャンピオンシップ: 2回（第6代、第15代）
ペロス・デル・マール
ペロス・デル・マール・エクストリーム

入場曲

"Andamos Armados"

ビオレント・ジャックは、そのハードコアなスタイルと、親しみやすい人柄で、日本のプロレス界に確固たる地位を築いています。今後の活躍にも目が離せません。

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