ビクター・アラノ

ビクター・テオドロ・アラノ・アーマス：メキシコ出身、MLBで活躍する右腕投手

ビクター・テオドロ・アラノ・アーマス（Víctor Teodoro Arano Armas, 1995年2月7日 - ）は、メキシコ合衆国ベラクルス州コサマロアパン出身のプロ野球選手です。右投右打の投手として、MLBのワシントン・ナショナルズに所属しています。

プロ入りとドジャース傘下時代

2013年4月、アマチュア・フリーエージェントとしてロサンゼルス・ドジャースと契約し、プロのキャリアをスタートさせました。ルーキー級のアリゾナリーグ・ドジャースでプロデビューを果たし、13試合に登板（うち先発8試合）。3勝2敗、防御率4.20、49奪三振という成績を残しました。

2014年にはA級グレートレイクス・ルーンズでプレーし、22試合に登板（うち先発15試合）。4勝7敗3セーブ、防御率4.08、83奪三振を記録しました。

フィリーズ時代

2014年8月28日、ロベルト・ヘルナンデスとのトレードの後日発表選手の一人として、フィラデルフィア・フィリーズへ移籍しました。この年の移籍後は登板機会はありませんでした。

2015年はA+級クリアウォーター・スレッシャーズでプレーし、24試合に登板（うち先発22試合）。4勝12敗、防御率4.72、69奪三振を記録しました。

2016年はA+級クリアウォーターとAA級レディング・ファイティン・フィルズでプレーし、2球団合計で46試合に登板。5勝2敗5セーブ、防御率2.26、95奪三振と好成績を残しました。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、スコッツデール・スコーピオンズに所属しました。

2017年はAA級レディングで開幕を迎え、32試合に登板。1勝2敗9セーブ、防御率4.19、38奪三振を記録しました。同年9月12日にメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入り。同日のマイアミ・マーリンズ戦でメジャーデビューを果たしました。メジャーでは10試合に登板し、1勝0敗、防御率1.69、13奪三振を記録しました。

2018年は60試合に登板し、1勝2敗3セーブ、防御率2.73、60奪三振を記録しました。

2019年は右肘を痛め、3試合の登板にとどまりました。

2021年1月18日、C.J.チャタムの加入によりDFAとなりました。

ブレーブス傘下時代

2021年1月22日、ウェイバー公示を経てアトランタ・ブレーブスへ移籍。同年6月4日にタイ・タイスの加入によりDFAとなり、6日にマイナー契約となりました。AAA級グウィネット・ストライパーズに所属後、オフの11月7日にFAとなりました。

ナショナルズ時代

2022年11月24日、ワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結びました。2023年3月14日にはスプリングトレーニングに招待選手として参加し、4月7日に開幕ロースターに選出されました。

プレースタイル

最速100マイル(約161キロ)の速球と、スライダー、チェンジアップを投げ込む本格派右腕です。

年度別成績

(年度別投手成績、年度別守備成績は省略)

背番号

* 64（2017年 - 2019年、2022年 - ）

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