ビデオポキール

BUMP OF CHICKEN|BUMP_OF_CHICKENのミュージックビデオ集『ビデオポキール』は、彼らのインディーズ時代を色濃く反映した、キャリア初の映像作品です。2000年にVHSで発売され、その後DVDとしてもリリース。2004年にはトイズファクトリーから再発されました。

この作品は、インディーズ時代唯一のMV集であり、VHSで発売された唯一の映像作品という点でも貴重です。アルバム『FLAME VEIN』『THE LIVING DEAD』、そしてシングル『ランプ』から厳選された4曲のミュージックビデオが収録されています。

収録内容

ガラスのブルース
監督：黒田智之
アルバム『FLAME VEIN』収録曲
藤原の手書きイラストをアニメーション風に表現。歌詞カードとは一部異なる歌詞も使用。

リトルブレイバー
監督：黒田智之
アルバム『FLAME VEIN』収録曲、シングル『ランプ』にも収録
画面が分割される演出が特徴的。

ランプ
監督：太田達也
シングル、アルバム『THE LIVING DEAD』収録曲
メンバー発案による、コメディ要素を取り入れた異色のMV。白い背景での演奏シーンと、八王子東京自動車サービスでのロケシーンが交互に映し出される。

グロリアスレボリューション
監督：北岡一哲
アルバム『THE LIVING DEAD』収録曲
アルバム発売に先駆けて本作に収録。演奏シーンは、直井の家族が経営する飲食店「おおいわ」で撮影。

作品の魅力

『ビデオポキール』の魅力は、楽曲のクオリティはもちろんのこと、メンバーの素顔が垣間見えるオフショット映像が収録されている点です。また、タイトルはメンバーの中学生時代の副会長の女の子のあだ名から取られており、彼らのユーモアセンスが感じられます。

ジャケットは、楽曲『ランプ』のMVと同様に白い作業着を着用したメンバーと、その後ろに立つスタッフが写されています。インディーズ時代の彼らの雰囲気を伝える貴重な一枚です。

メジャーデビュー後に発表されたMVはYouTubeで公開されていますが、本作に収録されているMVは公開されていません。そのため、『ビデオポキール』は現在では入手困難な、貴重な映像作品となっています。

BUMP OF CHICKEN|BUMP_OF_CHICKENの原点を知る上で欠かせない作品であり、ファンにとっては必携のアイテムと言えるでしょう。

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