ビルバオ空港

ビルバオ空港：バスク地方の玄関口

ビルバオ空港（BIO）は、スペイン・バスク州ビスカヤ県ロイウに位置する国際空港です。バスク地方およびスペイン北部において重要な役割を果たしており、年間400万人以上の旅行者が利用しています。

空港の概要

所在地: スペイン・バスク州ビスカヤ県ロイウ
IATAコード: BIO
ICAOコード: LEBB
滑走路: 2本 (2,000mと2,600m)
主な航空会社: ブエリング航空（準ハブ空港）

歴史

1927年に空港の立地場所の可能性を探る委員会が設立され、内戦中の1938年に建設が開始されました。1948年に開港し、ビルバオ＝マドリード便が開設されました。1950年にはビルバオ出身のパイロットの名前が冠されたターミナルがオープン。その後、滑走路の拡張や計器着陸装置の導入などを経て、1978年には第1級のカテゴリーに分類されました。

2000年には、建築家サンティアゴ・カラトラバによって設計された新しいターミナルビルがオープン。このターミナルは、鳥が羽を広げたような美しいデザインから「ラ・パロマ（鳩）」という愛称で親しまれています。しかし、オープン後には雨漏りなどの問題も発生し、改修が行われています。

就航路線

ビルバオ空港からは、ヨーロッパの主要都市をはじめとする多くの都市への直行便が運航されています。格安航空会社も多く就航しており、旅行者にとって利用しやすい空港となっています。

空港へのアクセス

バス

ビスカイバス: ビルバオ市内中心部と空港を結ぶ路線が運行。
ルラルデバス: ギプスコア県サン・セバスティアン行きのバスが運行。

メトロ（計画段階）

メトロ・ビルバオが空港とビルバオ中心部を結ぶ路線の建設を計画中。

事故

1985年2月19日、マドリードからビルバオ空港へ向かっていたイベリア航空610便がオイス山に墜落し、乗員乗客148名全員が死亡する事故が発生しました。

まとめ

ビルバオ空港は、バスク地方への旅行者にとって重要な拠点です。美しいターミナルビルや充実した施設、便利なアクセス方法などが魅力です。今後も拡張計画が進められており、さらなる発展が期待されています。

外部リンク

* ビルバオ空港公式サイト

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