ピクニック (飲料)

「ピクニック」は、森永乳業が1981年（昭和56年）に発売を開始した、箱型紙容器入りの乳飲料です。発売当初はストロベリー、フルーツ、ヨーグルトドリンク、ラクトコーヒーの4種類のフレーバーで展開され、1993年（平成5年）にはカフェオレが加わりました。キャッチコピーは「僕たち飲むならピクニック」で、幅広い世代に親しまれています。

特徴

紙パック飲料でありながら、未開封であれば常温で製造日から90日から120日間という長期保存が可能な点が大きな特徴です。発売当時は、商品ロゴ入りの専用自動販売機も展開されており、手軽に購入できる身近な飲料として人気を博しました。

ラインナップ

容量は、250mlの直方体（ブリックパックタイプ）と、200mlのプリズマ容器の2種類があります。用途や好みに合わせて選ぶことができます。

フレーバー

2024年9月下旬現在、以下の定番フレーバーが販売されています。

カフェ・オ・レ
コーヒー
フルーツオ・レ
いちごオ・レ
ヨーグルト味
バニラオ・レ
バナナオ・レ
チョコレートオ・レ

これらの定番フレーバーに加え、期間限定で様々なフレーバーが発売されており、季節ごとに新しい味を楽しむことができます。

テレビCM

「僕たち飲むならピクニック」というキャッチコピーとともに、数多くのテレビCMが制作されてきました。1990年代頃からはタレントを起用しており、観月ありさ、有村美波、小川那奈、乙葉、蒲生麻由、かわい綾、井原慶子などが出演しています。

CMソング

CMソングも数多くの楽曲が使用されており、以下のようなものが知られています。

1986年：ジョセフ・ウィリアムズ「MY ONE」
1989年：スターダストレビュー「夏のシルエット」
1990年：FRIENDS「大空のボタン」
1991年：和田加奈子「wake up dream」
1995年：Be-B「なんで!?」
1997年：D&D「SUNSHINE HERO」
1998年：観月ありさ「Through the Season」
1999年：AN-J「あの頃のように」
2001年：キーヤキッス「please!」
2002年：キンモクセイ「七色の風」


「ピクニック」は、発売から長年にわたり多くの人々に愛され続けている、日本の代表的な乳飲料ブランドの一つです。その豊富なフレーバーと手軽さから、子供から大人まで幅広い世代に親しまれています。

出典

ピクニック（ブランドサイト）

外部リンク

ピクニック（ブランドサイト）

もう一度検索