ピンク・フロイドBOX

「Pink Floyd: Discovery」は、2011年9月26日にリリースされたピンク・フロイドのコンピレーションCDボックスセットです。「Why Pink Floyd...?」再販キャンペーンを記念して発売され、彼らの音楽史を網羅する内容となっています。

このボックスセットの最大の特徴は、それまでにリリースされたピンク・フロイドの主要なスタジオアルバムがすべて収録されている点です。各アルバムは、ジェームス・ガスリーとジョエル・プランテによって新たにリマスタリングされており、オリジナル音源の魅力を最大限に引き出す高音質で楽しむことができます。

さらに、このセットには、ピンク・フロイドのアートワークを長年手がけてきたストーム・ソーガソンがデザインした60ページのアートワークブックレットが付属しています。アルバムジャケットのアートワークや未公開写真などが満載で、視覚的にもピンク・フロイドの世界観に浸ることができます。

収録アルバムは以下の通りです。

『夜明けの口笛吹き』 - The Piper at the Gates of Dawn (1967年8月)
『神秘』 - A Saucerful of Secrets (1968年6月)
『モア』 - More (1969年6月)
『ウマグマ』 - Ummagumma (1969年10月)
『原子心母』 - Atom Heart Mother (1970年10月)
『おせっかい』 - Meddle (gate fold) (1971年10月)
『雲の影』 - Obscured by Clouds (1972年6月)
『狂気』 - The Dark Side of the Moon (1973年3月)
『炎〜あなたがここにいてほしい』 - Wish You Were Here (1975年9月)
『アニマルズ』 - Animals (1977年1月)
『ザ・ウォール』 - The Wall (1979年11月)
『ファイナル・カット』 - The Final Cut (1983年3月)
『鬱』 - A Momentary Lapse of Reason (1987年9月)
『対』 - The Division Bell (1994年3月)

これらのアルバムを聴くことで、ピンク・フロイドの初期のサイケデリックなサウンドから、プログレッシブ・ロック、そして壮大なコンセプトアルバムへと進化していく過程を追体験できます。各アルバムの収録曲、参加メンバー、制作クレジットについては、オリジナルのアルバムを参照してください。

「Pink Floyd: Discovery」は、ピンク・フロイドの音楽を深く理解するための入門編としても最適です。また、長年のファンにとっては、コレクションに加えておきたいマストアイテムと言えるでしょう。彼らの音楽とアートワークが融合したこのボックスセットは、ピンク・フロイドの世界をより深く堪能するための貴重なアイテムとなるはずです。

詳細はDiscogsのピンク・フロイドBOXのページ (発売一覧) を参照してください。

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