ファクンド・ワレル

ファクンド・ワレル：ウルグアイの才能あるMF

ファクンド・フェデリコ・ワレル・マルティアレーナ（Facundo Federico Waller Martiarena , 1997年4月9日 - ）は、ウルグアイのコロニア・デル・サクラメント出身のプロサッカー選手です。現在、リーガMX（メキシコのプロサッカーリーグ）のアトレティコ・サン・ルイスでMFとして活躍しています。

プロとしてのキャリア

ワレルは、2013-14シーズンにクラブ・プラサ・デ・デポルテス・コロニアでプロとしてのキャリアをスタートさせました。当時、チームはウルグアイの2部リーグに所属していました。2014年4月20日には、ロチャFC戦でプロデビューを果たします。その後、チームは1部リーグに昇格し、2017年3月20日のIAスド・アメリカ戦で、ワレルはプロ初ゴールを記録しました。

2018年には、ナシオナル・モンテビデオにローン移籍しましたが、リーグ戦での出場機会は得られませんでした。翌2019年には古巣のプラサ・デ・デポルテス・コロニアに復帰し、同シーズンではリーグ戦30試合に出場、自己最多となる6ゴールを挙げる活躍を見せました。2020年8月13日には、クラブ・ウニベルシダ・ナシオナルへシーズン終了までのローンで移籍しています。

2021年7月10日、ワレルはアトレティコ・サン・ルイスへの完全移籍を果たし、新たな挑戦を始めています。

代表としてのキャリア

ワレルは、ウルグアイ代表としても数々の経験を積んでいます。2017年には、U-20ウルグアイ代表として南米ユース選手権に出場し、見事優勝を果たしました。また、同年の2017 FIFA U-20ワールドカップのメンバーにも選出されましたが、グループリーグ第1戦のイタリア戦で負傷し、大会からの離脱を余儀なくされました。2020年には、2020年東京オリンピックの出場権をかけて、U-23代表としてプレーしました。

プレースタイルと評価

ワレルは、中盤でのボール奪取能力と、攻撃への繋ぎ役としての役割をこなせる選手として評価されています。また、正確なパスと視野の広さも持ち合わせており、チームの攻撃を活性化させる重要な役割を担っています。豊富な運動量で中盤をカバーし、攻守にわたって貢献する献身性も彼の魅力の一つです。

アトレティコ・サン・ルイスでの今後の活躍が期待される注目の選手です。

外部リンク

Soccerway
Transfermarkt

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