フィシプナ・トゥイアキ

フィシプナ・トゥイアキ

フィシプナ・トゥイアキ（Fisipuna Tuiaki）は、1995年1月23日に生まれた、トンガ出身のプロラグビーユニオン選手である。身長188センチメートル、体重107キログラムという恵まれた体格を持ち、フィールド上では主にセンター（CTB）のポジションを務めている。ニックネームは「プナ」として知られている。

アマチュア時代

日本においてラグビーのキャリアをスタートさせたトゥイアキは、石川県の日本航空石川高等学校に進学。高校時代にはチームの主将を務めるなど、早くからリーダーシップを発揮していた。2014年に同校を卒業後、ラグビー強豪校として知られる天理大学に進学し、更なる技術向上に励んだ。大学での4年間を経て、2018年に卒業。

プロキャリアの始まりと歩み

大学卒業後、フィシプナ・トゥイアキはセコムラガッツに加入し、社会人ラグビーの世界に足を踏み入れた。加入初年度の2018年9月9日には、トップイーストリーグの秋田ノーザンブレッツとの試合に先発メンバーとして出場し、公式戦デビューを飾った。セコムラガッツで数シーズンプレーした後、2022年には三菱重工相模原ダイナボアーズへ移籍。ジャパンラグビーリーグワンの舞台で新たな挑戦を続けた。

国際舞台での活躍

フィシプナ・トゥイアキは、15人制だけでなく、よりスピードと戦術眼が求められる7人制ラグビーにおいてもその才能を発揮した。7人制日本代表に選出され、国際大会にも出場。2019年12月と2020年1月には、7人制日本代表としてキャップを獲得し、その数は計2となっている。また、2021年に開催された東京オリンピックでは、7人制日本代表のバックアップメンバーにも名を連ね、チームを支えた。

現在

三菱重工相模原ダイナボアーズでのプレーを経て、フィシプナ・トゥイアキは2024年に古巣であるセコムラガッツへの復帰を果たした。現在はジャパンラグビーリーグワンに所属する狭山セコムラガッツの一員として、再びチームの勝利に貢献すべく日々トレーニングに励み、公式戦での活躍を目指している。パワフルな突進と堅実な守備で、チームにとって欠かせない存在となっている。

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