フィールズ (企業)

フィールズ株式会社の概要と歴史

フィールズ株式会社（FIELDS CORPORATION）は、日本国内における遊技機（パチンコ機・パチスロ機）の企画開発、調達、販売を行う企業です。また、フィットネスクラブの経営にも携わっており、幅広い事業を展開しています。フィールズは円谷フィールズホールディングス株式会社の完全子会社であり、円谷プロダクションとの関係も持っています。

主な業務内容

フィールズの主な業務は、全国のパチンコ店に遊技機を供給することです。企業はキャラクターの権利を取得し、他のパチンコ・パチスロメーカーに提案することで、新たな遊技機の開発に貢献しています。過去には、競走馬の所有者としても知られる取締役会長の山本英俊が、この業界において影響力を持つ存在です。

歴史

フィールズの歴史は1988年に遡ります。この年に東洋商事株式会社として設立され、名古屋市を拠点に事業を開始しました。1989年には関連会社を設立し、1992年にはレジャーニッポン新聞社を吸収合併しました。その後も様々な企業との提携を通じて事業の拡大を図り、2001年には商号をフィールズ株式会社に変更し、東京都港区へ本社を移転しました。

2003年にはJASDAQに上場し、以降も企業の成長を促進します。2010年には円谷プロダクションの株式を買収し、同社を連結子会社化することで、より幅広い事業展開を図りました。

2014年にはロデオとの取引契約を終了し、新たなビジネスモデルを模索。2015年には東京証券取引所市場第1部に上場し、同年にはアリストクラートテクノロジーズの全株式を取得することを発表しました。

CMとプロモーション

フィールズは過去に多くの著名なタレントを起用したCMキャンペーンでも知られています。2003年には安貞桓と千代大海が共演し、2006年には清原和博がオリジナルの架空球団「フィールズ」に入団する設定のCMが放映されました。また、2008年には『CR 七人の侍』のストーリーを基にしたCMが制作され、多くのファンを魅了しました。

その後も、浜崎あゆみやAKB48メンバーが出演するCMが続き、フィールズのブランドイメージを強化しています。

アニメ事業

フィールズはかつてアニメ事業にも参入していましたが、2018年に放送された『SSSS.GRIDMAN』を最後にこの分野から撤退しています。これにより、企業は主に遊技機ビジネスに専念する姿勢を強めています。

まとめ

フィールズ株式会社は、遊技機やフィットネスクラブの業界で重要な役割を果たしており、さまざまな戦略的提携を通じて成長を続けています。今後も革新的な商品やサービスを提供し、業界のリーダーとしての地位を強化していくことでしょう。

もう一度検索