フェリー屋久島2

フェリー屋久島2について

フェリー屋久島2は、折田汽船が運航するフェリーで、鹿児島港と屋久島宮之浦港を結ぶ屋久島航路で活躍しています。1993年4月に就航し、それまで運航していたフェリー屋久島の代船として、山西造船鉄工所で建造されました。

概要

外観は映画学校Ⅳでも見ることができ、右舷後部にはランプウェイが設置されています。短距離航路でありながら、特等室や展望室、展望浴室、多目的ホールなど、充実した船内設備を備えているのが特徴です。内装も建造時期を反映し、ドーム状の天窓を持つ展望スペースなど、豪華な造りとなっています。

航路

鹿児島港（本港区南埠頭）と屋久島（宮之浦港）の間を1日1往復しており、所要時間は屋久島行きが約4時間、鹿児島行きが約4時間10分です。定期ドック期間中は運休となります。

設計

短距離航路でありながら、船内には様々な設備が用意されています。ツインルームの特等室をはじめ、展望室などの広いパブリックスペース、展望浴室、多目的ホールなど、乗客が快適に過ごせるよう配慮されています。ドーム状の天窓を持つ展望スペースは、特に目を引く豪華な内装です。

船内施設

船室

特A客室（2～4名）：洋室、ツインベッド、バス・トイレ付き
特B客室（2～4名）：洋室、ツインベッド
特等客室（4～8名）：和室
娯楽室（6～12名）：カーペット敷き
一等客室：カーペット敷き、毛布・枕付き
二等客室：カーペット敷き

パブリックスペース

エントランスロビー
展望スペース（当初はコーヒーラウンジ「ブーゲンビリア」）
展望室「ハイビスカス」

供食・物販設備

うどん・そばコーナー「大川」
売店

入浴設備

浴室（サウナ付き）

娯楽設備

マガジンコーナー
多目的ホール「縄文」
娯楽室「ポンカン」「タンカン」（カーペット敷き個室）
うみがめルーム（旧貴賓室）
* キッズルーム（旧カラオケルーム「パパイヤ」）



フェリー屋久島2は、快適な船旅を提供するだけでなく、屋久島への移動自体を特別な体験にするための様々な工夫が凝らされています。豪華な内装や充実した設備は、乗客に快適な時間を提供します。屋久島への旅の際には、ぜひ利用を検討してみてください。

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