フォーシーズンズホテル丸の内東京は、
東京都千代田区丸の内、
東京駅に隣接する複合ビル「
パシフィックセンチュリープレイス丸の内」の3階から7階に位置する高級
ホテルです。
2002年のビル開業翌年にオープンしました。この
ホテルは、パシフィックセンチュリーグループ(
PCCW)の日本法人の子会社である「パシフィックセンチュリー
ホテル」が経営し、「フォーシーズンズ・
ホテルズ&リゾーツ」が運営を担当しています。
コンパクトながらも充実した施設とサービス
客室数は
スイートルーム9室を含む全57室と、非常に小規模な
ホテルです。付帯施設も飲料施設が2ヶ所、スパ、ビジネスセンターなど必要最低限に絞られており、宿泊に特化した構成となっています。しかし、その規模からは想像できないほどの高品質なサービスを提供し、宿泊客から高い評価を得ています。
全客室には42型プラズマテレビ、高速インターネットアクセス、ファクス/コピー/プリンタ、DIDアクセスと複数の2回線電話が完備され、快適な滞在をサポートします。
日本における
フォーシーズンズホテルとしては、
1992年に
椿山荘内にオープンした「フォーシーズンズ・
ホテル椿山荘東京」に次ぐ2施設目でした。しかし、
2013年1月1日に同
ホテルが「
ホテル椿山荘東京」としてリブランドされたため、現在では日本で営業している
フォーシーズンズホテルの中で最古参となります。
近年では、近隣に「フォーシーズンズ・
ホテル東京大手町」が開業しましたが、
フォーシーズンズホテル丸の内東京は、変わらずその高品質なサービスを提供し続けています。
レストランとその他の施設
ホテル内には以下のレストランと施設があります。
SEZANNE(セザン): フランス料理レストラン。2021年7月開店。2024年には、東京の
ホテル内レストランとして史上初の三ツ星を獲得し、大きな話題となりました。
MAISON MARUNOUCHI(メゾン マルノウチ): カジュアルなフレンチ・ビストロ。2021年6月開店。
ロビーラウンジ & バー: くつろぎの空間を提供。
THE SPA at Four Seasons: 心身を癒すスパ施設。
スカイチャペル: 結婚式などに利用できるチャペル。
かつて存在した「MOTIF RESTAURANT & BAR」は2021年1月21日をもって閉店しています。
日本国内では、以下の
フォーシーズンズホテルが営業しています。
フォーシーズンズ・ホテル京都: 123室の
ホテルと57室の
ホテルレジデンスがあり、2016年10月15日に開業。
フォーシーズンズ・ホテル東京大手町: 190室を有し、2020年9月1日に開業。
フォーシーズンズ・ホテル大阪: 175室を有し、2024年8月1日に開業。
まとめ
フォーシーズンズホテル丸の内東京は、そのコンパクトな規模ながらも、フォーシーズンズならではの細やかなサービスと高品質な施設が魅力の
ホテルです。
東京駅に隣接するという立地も便利で、ビジネスや観光の拠点として最適です。特に、
ホテル内の三ツ星レストラン「セザン」は、美食を求める人々にとって見逃せない存在と言えるでしょう。