フラミータ

フラミータ: メキシコのルチャドール

フラミータ（Flamita）は、メキシコシティ出身のプロレスラーで、1994年11月30日に生まれました。彼は主にメキシコのプロレス団体AAAで、2015年からファイアボール（Fireball）というリングネームで活躍し、さらに2016年にはオクタゴンJr.（Octagón Jr.）としてもリングに上がっています。また、彼は日本でもDRAGON GATEやGLEATを中心に活動しています。フラミータの家族は代々ルチャドールとして名を馳せており、彼の祖父はトロ・ネグロ、父もUWAでプロレスラーとして活躍していました。そのため、フラミータはルチャの世界に自然と親しむことができました。

来歴

フラミータは若い頃からプロレスへの熱意を持っていました。8歳の時にはすでにルチャドールになりたいとの夢を抱いており、祖父がその熱意を受け入れ、指導を始めてくれました。彼のキャリアは2003年に地元の教会のイベントでプレデビューを果たすところから始まり、その翌年にはアレナ・サンファンで本格デビューを果たしました。

その後、フラミータはメキシコでDTUを中心に多くのインディペンデント団体でリングに立ち、数々のタイトルを獲得しました。2008年にアレナ・サンファン・パティトラン認定ミニ・エストレージャ選手権を奪取し、2010年にはDTUのアルト・インパクト王座を獲得、さらに2012年にはAULLライト級王座も手にしました。同年からはAAAへの定期参戦が始まりました。

2013年4月、フラミータはメキシコで活動していたT-HawkとEitaが結成したミレニアルズに参加。10月には初の日本遠征を果たし、DRAGON GATEの神戸大会でリングデビューを果たしました。その後、12月の後楽園大会でオープン・ザ・トライアングルゲート王座決定トーナメントを制し、この時点で初のリングタイトルを獲得しました。

翌年2014年3月16日には、和歌山大会で堀口元気を破り、19歳でオープン・ザ・ブレイブゲート王座を獲得。8度の防衛を記録したものの、2014年12月にはパンチ富永にマスクを剥がされ反則勝ちを収めるも、ベルト返還を拒否して一時の帰国を決意しました。復帰後の2015年、ミレニアルズに再合流し、同年7月にはAAAにおいてファイアボールとして登場し勝利しました。

さらに、2022年にはGLEATに参加し、2024年には香港大会で5年ぶりにDRAGON GATEに参戦し、本格的に古巣に復帰する運びとなりました。

得意技

フラミータのプロレス技には、彼のスタイルを象徴するいくつかの得意技があります。

• - フラムフライ: 相手を首にキャッチし、月面宙返りで叩きつけるスパニッシュ・フライ。
• - 450°スプラッシュ: 高度な空中技。
• - フェニックス・スプラッシュ: 芸術的な飛び技。
• - ロミーナ: キン肉バスターからの強力な後方カウンター。
• - ネサやトロなど、体勢を活かした多様な技を巧みに駆使しています。

タイトル歴

フラミータは数多くのタイトルを獲得しており、日本とメキシコでの実績があります。特に、DRAGON GATEでは
t- オープン・ザ・ブレイブゲート王座 1回（第25代）

• - オープン・ザ・トライアングルゲート王座 1回
• - DTUやAULLでも数々のタイトルを手にしています。

エピソード

興味深い点は、フラミータが日本語を堪能であり、試合中には観客や対戦相手に対して日本語でアピールすることがある点です。これにより、日本のファンとの距離を縮め、好感を持たれる存在となっています。

フラミータは、プロレスだけでなく文化の架け橋としても活躍しており、今後の活躍が楽しみな選手です。

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