フランコ・アルマーニ

フランコ・アルマーニ：アルゼンチンサッカー界を支える守護神

フランコ・アルマーニは、1986年10月16日、アルゼンチン・サンタフェ州カシルダ生まれのサッカー選手です。現在、アルゼンチン代表およびCAリーベル・プレートに所属し、ゴールキーパーとして活躍しています。

クラブ経歴：輝かしいキャリア

アルマーニのプロキャリアは、フェロカリル・オエステでスタートしました。その後、デポルティーボ・メルロを経て、2010年にはコロンビアの名門クラブ、アトレティコ・ナシオナルへ移籍。ここでは安定した守備でチームを支え、27年ぶりのコパ・リベルタドーレス制覇に大きく貢献しました。この功績により、アルマーニの名は南米中に知れ渡ることとなります。

2018年、アルマーニは300万ドルという移籍金でCAリーベル・プレートへと移籍。移籍後すぐに正ゴールキーパーの座を獲得すると、その卓越した能力でチームを牽引し、同年のコパ・リベルタドーレス優勝に貢献しました。リーベル・プレートでは、スーペルコパ・アルヘンティーナも制覇しています。

アトレティコ・ナシオナル時代には、カテゴリア・プリメーラAを6度、コパ・コロンビアを3度、スーペルリーガ・コロンビアーナを2度制覇するなど、数々のタイトルを獲得しました。

代表経歴：アルゼンチンへの忠誠

アルマーニの妻がコロンビア人であることから、コロンビア代表からの招集を検討されたこともありました。しかし、アルマーニ自身は、生まれ育ったアルゼンチンへの強い愛着から、アルゼンチン代表としてプレーすることを望んでいました。

2018 FIFAワールドカップ・南米予選では、セルヒオ・ロメロが正守護神の座に就いていましたが、アルマーニは所属クラブでの活躍により、代表入りを期待する声が多く上がっていました。そして、2018 FIFAワールドカップのメンバーに選出。グループリーグ最終戦のナイジェリア戦で念願のアルゼンチン代表デビューを果たします。続く決勝トーナメント1回戦のフランス戦にも出場しましたが、チームは敗退しました。

2019年南米選手権では、パラグアイ戦でPKをセーブするなど、チームの窮地を救う活躍を見せました。また、2022 FIFAワールドカップでは、エミリアーノ・マルティネスに次ぐ第2GKとして参加し、チームの優勝に貢献しました。2021年と2024年のコパ・アメリカにも出場しています。

受賞歴

アルマーニは、2016年、2018年、2019年には南米年間ベストイレブンに選出されるなど、その卓越した能力は高く評価されています。

まとめ

フランコ・アルマーニは、クラブレベル、代表レベルの両方で数々のタイトルを獲得し、アルゼンチンサッカー界を代表するゴールキーパーとして、その地位を確立しています。彼の安定したプレー、そしてアルゼンチンへの強い愛国心は、多くのファンを魅了し続けています。今後の活躍にも期待が高まります。

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